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もうひとつの花見

2015年3月5日(木) | テーマ/金沢の雑学

先日、テレビを見ていたらある番組で北陸新幹線開業について侃々諤々やっていて、そのなかで「金沢は桜の穴場」みたいなことを言っていた。「今年は桜を楽しむなら(新幹線も通ったことだし)金沢が穴場ですよ」みたいな感じ。「4月はまだ(新幹線の)お席に余裕があるようなので、花見がてら金沢へどうですか」と締めくくっていた。

3月14日の開通日が近づいてきた。始発電車は満杯ということなので、少なくない人たちが金沢へやってくる(あるいは金沢から出ていく)のだろう。当日、こちらへやってくる人たちは残念ながら桜を楽しむことはできない。満開は4月10日前後と言われている。ならば「梅はどうですか?」と言いたい。

奈良時代以前、花見といえば「梅」が主流だったようである。桜が幅を利かせるようになったのは平安中期以降で、「花見=桜」が定着するのは江戸時代以降のことらしい。 金沢の名勝、兼六園には「梅林」(面積は約3000平米)があって、全国の梅の名所(太宰府天満宮、湯島天神、水戸偕楽園など)から集められた、約20種200本の梅が植栽されている。一番多く見られる品種は「白加賀」で、これは実をたくさんつけることで知られ、6月の梅の実の収穫は恒例行事となっている。

2月の下旬ごろから「八重寒紅」が咲き始め、見頃は3月半ばから下旬にかけて。金沢駅に降り立った後、兼六園の梅林で金沢の早春を感じ取ってほしい。梅は別名「春告草」とも呼ばれている。 (写真提供/金沢市)

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