旅ガイド 金沢21世紀美術館/観光地・石川県金沢市を中心に北陸のおすすめを紹介

地元の編集部が厳選した観光スポット・グルメ・イベントをチェックして金沢観光にお役立てください。

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旅ガイド

加賀百万石の伝統が息づく古都・金沢。
押さえておきたい金沢の見どころ・観光スポットをご紹介します。

写真提供:金沢市

取材協力 金沢21世紀美術館

金沢観光の人気スポット、
21世紀美術館の魅力に迫る

2016年の年間入館者数が255万人を記録した『金沢21世紀美術館』とその周辺をとりあげます。現代アートの入門にふさわしい、美術館の魅力を探り、金沢旅行の計画にお役立てください。

目安時間:2時間

1. 建物と作品が一体となって

チェックポイント

どこから見ても円盤のような建物。

建築物そのものがアートといえる円盤のような作りは新鮮。東西南北に入口があるが、どこから見ても円盤のような丸い美術館なので愛称は「まるびぃ」。市民からは「21美」(にじゅういちび)と呼ばれることが多い。

「まるびぃ」の魅力の一つは開放的なガラスが多数使われていて、公園の芝生と建物が一体となっているところだ。リラックスした中でアートと人を結びつけてくれる特別な環境だ。

設計者は姉島和世+西沢立衛/ SANAAで、国内外の美術館をてがけており、建築界のノーベル賞といわれる、プリツカー賞の受賞経験者。館内には彼らのプロダクトが多数展示されている。

チェックポイント

この場所のために制作された作品の数々。

この美術館のためにつくられた作品も多く、展示室そのものがアート作品となっている。ここでしか味わえない体験をたっぷりと楽しんで。

【恒久展示作品】
レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年

フロアマップH

  • 展覧会ゾーン
  • 交流ゾーン

金沢21世紀美術館蔵 撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館

『金沢21 世紀美術館』の代名詞といえば、この「スイミング・プール」だろう。館内は入場料を払って入る展覧会ゾーンと、無料で入れる交流ゾーンとに分かれるが、このプールにはどちらのゾーンからも観覧できる。おすすめはやはり展覧会ゾーン。服を着ながらにプールを浮遊するような感覚になれるのだ。

金沢21世紀美術館蔵 撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館

上側(交流ゾーン)からはプールの底をのぞきこみたくなり、下側(展覧会ゾーン)に降りれば上にいる人を見上げたくなる非日常的な光景にテンションが上がり、だれもがカメラのシャッターを押してしまうだろう。


【恒久展示作品】
マイケル・リン《市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21》2004年

フロアマップE


※改修のため2017年6月から閉場します。なお、再開時期は未定です。
  • 交流ゾーン

金沢21世紀美術館蔵 撮影:中道淳/ナカサアンドパートナーズ 写真提供:金沢21世紀美術館

作者のマイケル・リン氏は、この作品のために金沢に滞在し、当地の伝統技術である加賀友禅の歴史や手法を調査してつくられた作品。美術館の真ん中に位置する休憩コーナーに描かれた図柄は、館の設計者であるSANAAデザインのロッキングチェアの表面にも描かれている。座り心地を楽しみ、記念撮影する旅行者が多いので、休憩所は人気コーナーの一つとなっている。


【恒久展示作品】
パトリック・ブラン《緑の橋》2004年

フロアマップF

  • 展覧会ゾーン

金沢21世紀美術館蔵 撮影:中道淳/ナカサアンドパートナーズ 写真提供:金沢21世紀美術館

ガラスの廊下をまたぐようにつくられたパトリック・ブランの「緑の橋」。春夏秋冬を通じてバランスよく配置された植物。人が手がけることができるところと、植物の生命がおりなすことでできる作品。日光の向きを計算して南北には違う植物が配置されているので、逆側からも鑑賞してもらいたい。


【恒久展示作品】
ピピロッティ・リスト《あなたは自分を再生する》2004年

フロアマップI

  • 展覧会ゾーン

金沢21世紀美術館蔵 撮影:渡邉修 提供:金沢21世紀美術館

この作品はトイレを神聖な場所と見立てて、トイレに祭壇を設けている。食べたものが体内で血液、涙、内蔵組織へ変化する様を賛美するような映像が投影されている。着眼点がおもしろい。なお、男女のトイレ両方に、設置されているので、くれぐれも、どちらにも入ろうとしないように…。

チェックポイント

圧倒的な迫力の作品たち。

【恒久展示作品】
アニッシュ・カプーア《L'Origine du monde》2004年

フロアマップJ

  • 交流ゾーン

金沢21世紀美術館蔵 写真提供:金沢21世紀美術館館

コンクリートの壁面に巨大な黒い楕円。シンプルなものだが、黒い部分を見つめていくと黒い部分は穴なのか、盛り上がっているのか、次第に遠近感を見失いそうになる、おもしろい作品だ。一つの作品に部屋全体を使うという贅沢な作品が、この館内には多いが、それだけに楽しめるというもの。


【恒久展示作品】
ジェームズ・タレル《ブルー・プラネット・スカイ》2004年

フロアマップD

  • 交流ゾーン

写真はWEB 掲載NG のためお見せできないが、通称「タレルの部屋」といわれる作品は、交流ゾーンにあるので、日中から夜間まで観覧できる。天井は空間が空いているため、美術館を訪れる時間帯で表情が異なる。夕刻もおすすめだ。また冬の間はとくに寒さを感じるだろうが、嫌な寒さではない。大きな空間のためか、まるで洞窟に入り込んだかのような感覚になる。雪が降れば部屋の中に雪が舞うので冬に訪れるのもいいだろう。

金沢21世紀美術館 立ち寄りスポット情報

石川県立美術館

石川ゆかりの古美術品から現代作品を常設展示する美術館。

石川県立美術館
金沢市立能楽美術館

金沢市の無形文化財「加賀宝生」に伝わる貴重な能面や能装束を展示。

金沢市立能楽美術館
鈴木大拙館

日本の思想を世界へ広めた鈴木大拙を紹介。

鈴木大拙館
金沢市立中村記念美術館

金沢21世紀美術館から徒歩3分、茶道と美術に親しむ憩いの場。

金沢市立中村記念美術館
石川四高記念文化交流館(石川四高記念館 / 石川近代文学館)

金沢三文豪の直筆原稿などを所蔵する学びとふれあいの複合文化スペース。

石川四高記念文化交流館

金沢21世紀美術館 立ち寄りカフェ情報

つぼみ

地元客から観光客まで厚い支持を集める甘味処。

つぼみ
パティスリー オフク

昔ながらの和菓子から上質なフランス菓子まで味わえる。

パティスリー オフク
カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ

カフェメニューを美景とともに楽しむ。

カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ
古都美カフェ

四季の移り変わりを満喫できる北欧テイストの街なかカフェ。

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金沢21世紀美術館 立ち寄りおみやげ情報

金沢・クラフト広坂

新しい感性が光る品から本格的な工芸品が揃う。

金沢・クラフト広坂
九谷焼陶芸品 北山堂

大切な人へのプレゼントや、自分用のお土産にも。

九谷焼陶芸品 北山堂
今井金箔 広坂店

創業100年以上の老舗金箔メーカー『今井金箔』。

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クラフトギャラリー珈琲 波

上質を知る大人のギャラリー&カフェ。

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