写真モデル:三井梨花(ほくりくアイドル部)
取材協力 金沢城・兼六園管理事務所兼六園と金沢城公園へ
行く前に見どころチェック!
金沢といえば『兼六園』と言われるほど、金沢観光地の代名詞です。日本の三名園の一つに数えられるだけでなく、海外の観光客にも人気が高い場所です。『兼六園』といえば「灯籠(とうろう)」がシンボルになっていますが、約11.4万平方メートルもの広大な敷地を持つ庭園を闇雲に散策しても見どころを見逃してしまうかも。多くの人が行き交う庭園でも落ち着いた雰囲気の園内はきれいな場所がたくさんあります(→兼六園のおすすめスポットについてはこちら)。加えて、隣接する『金沢城公園』は新しい施設が完成して、散策にはもってこいのスポットです。この2つのスポットを楽しめる情報をお届けしますので、金沢旅行の計画にお役立てください。
1. 兼六園のココが見どころ!
六勝を兼ね備えるから「兼六園」。
六勝(ろくしょう)とは次の6つの意味です。
これら6つの特徴を兼ね備えているので「兼」「六」園という名前で呼ばれています。『兼六園』は金沢の中心地にありながら、いまでも自然を思いっきり感じたり、静寂を楽しむことができます。
兼六園は四季折々の表情。
兼六園のソメイヨシノの桜は標準木とされていて桜の開花宣言の基準となっています。春は花見、夏は森林浴、秋は紅葉狩り、冬は雪吊りと雪景色。四季を通じて金沢の情景を代表してくれています。
兼六園と金沢城公園の早朝は無料入園実施。
兼六園と金沢城公園は早朝から入場無料でオープンしているので、ちょっと早起きして朝の散歩も楽しめます。朝の澄んだ空気の中で眺める兼六園や金沢城公園もまた格別です。
無料開園やライトアップが楽しめる!
4月の桜の開花時期など、期間限定で無料開園が行われたり、ライトアップが実施されています。日中とはひと味ちがった、兼六園や金沢城公園を楽しみましょう。陽が落ちる前の夕景も情緒があります。
少人数でも参加できるガイドツアーがある。
『兼六園観光協会』では1日5回(10時、11時、12時、14時、15時)、ガイドツアーを実施。事前に電話予約も可能なので、短時間で名所を巡りたいときや、道案内をしてもらいながらの散策が安心な人などにおすすめ。集合場所付近にはコインロッカーも。
◆兼六園ガイド/1名500円(ガイド1人につき定員15名まで)
予約・問い合わせ/兼六園観光協会
TEL:076-221-6453
集合場所/兼六園観光協会案内所 ※兼六園・桂坂口の近く
http://kenrokuen.or.jp/guide/
兼六園と金沢城公園は目と鼻の先。
兼六園と金沢城公園はお隣りの位置関係。どちらとも広大な敷地に緑をふんだんに楽しむことができます。とても金沢市の中心部とは思えない静けさと自然の恵みを感じることができるでしょう。写真は金沢城公園の「丑寅櫓跡(うしとらやぐらあと)」からの兼六園側の眺めです。
金沢城公園も広大な敷地に見どころ満載。
写真モデル:三井梨花(ほくりくアイドル部)
春の金沢城公園は兼六園と同様に、石川門をはじめ、園内のさまざまな箇所がライトアップされ、桜の名所にもなっていてます。天守閣はなくても守りの門が復元されて、現在も発掘調査をしながら修復計画が継続されています。北陸新幹線金沢開業にあわせて完成した「玉泉院丸庭園」は石垣や立体的なつくりが魅力。2017年に完成したばかりの「鶴の丸休憩館」は冷暖房完備の中、金沢城の建造物を前にゆったりとくつろげるので、広大な敷地を移動するときにはたいへん重宝しそうです。
園内やその周辺には飲食がいっぱい。
写真は兼六園紺屋坂の風景。この道路沿いをはじめ、園内には食欲をそそる誘惑がいっぱいです。園内の雰囲気のある邸内で食事をいただくこともできます。なかでも『加賀守岡屋』の「焼きいなり」はいまや人気名物に。こんがりパリっとした皮の食感と香ばしさが魅力です。
加賀守岡屋
TEL:076-254-0160
http://moriokaya.jp/
日本庭園と着物はインスタジェニック。
写真提供:花恋
金沢には古い建物や道が残っているので、「金沢に来たら着物を着たい」と思われる人も多いようです。日本庭園を背景に、ばっちり記念撮影を。旅をいっそう楽しくしてくれる一つとして近くのレンタル着物屋さんを利用して散策を楽しんでみてはいかがでしょう。
着物レンタル『花恋』
石川県金沢市兼六町2-13 2階
(兼六園 紺屋坂の下のビル)
TEL&FAX:076-204-9414
営/ 9:00~18:00(予約優先)
休/不定休
http://www.kimono-karen.jp/
写真モデルの三井梨花「ほくりくアイドル部」についてはこちら
http://hkrk.jp/