金沢を満喫する21章

第10章

絶対に外せない金沢観光スポット

金沢日和

藩政時代からの伝統が息づく金沢。城下町の面影を感じる場所に、
現代的な魅力も加わり、更に街歩きが楽しくなりました。
そんな今の金沢を知ることができる絶対にはずせない観光スポットをご紹介。

カメラマン

兼六園

兼六園

水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本の三名園と称される。江戸時代の回遊林泉式庭園の特徴を残し、宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼ね備えることが名の由来。ことじ灯籠、雁行橋など見所も豊富。四季折々の自然とともに散策したい。

>>「金沢案内 兼六園」で詳しく見る

石川県金沢市丸の内1-1 TEL.076-234-3800
営/3月1日~10月15日7:00~18:00、10月16日~2月末日8:00~17:00(退園時間) 休/なし P/有料Pあり 料金/大人310円、6歳以上18歳未満100円
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「金沢大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「兼六園下・金沢城」バス停下車
2)まちバス 「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」バス停下車(※土日祝のみ運行)

金沢城公園

金沢城公園

前田家の本城として開放され、金沢のシンボルとなっている石川郡の方を向いていたことからその名がついた石川門。宝暦9(1759)年に焼失した後、11代藩主治脩の代に再建。堂々たる構えは百万石の風格を漂わせる。平成13年、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓を復元。

>>「金沢案内 金沢城公園」で詳しく見る

石川県金沢市丸の内1-1 TEL.076-234-3800 営/菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓9:00~16:30(入館16:00)、河北門9:00~16:30(入館16:00) 休/なし P/有料Pあり 料金/無料 ※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓大人310円、6歳以上18歳未満100円 http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「金沢大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「兼六園下・金沢城」バス停下車
2)まちバス 「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」バス停下車(※土日祝のみ運行)

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館

2004年10月の開館以来、従来の美術館のイメージを覆す、楽しさに満ちた現代アートが話題。国際的な建築賞を受賞した妹島和世氏と西沢立衛氏の建築家ユニット「SANAA」による設計で、直径約113メートルの円形、ガラス張りの空間でフラットな環境は人の出入りを自由にし、まるで公園のようである。

>>現在開催されている企画展など

石川県金沢市広坂1-2-1 TEL.076-220-2800 開/展覧会ゾーン10:00~18:00(金・土曜は~20:00)、交流ゾーン9:00~22:00 休/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 料/展覧会により異なる P/あり
http://www.kanazawa21.jp/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「金沢大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「広坂・21世紀美術館」バス停下車
2)まちバス 「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」バス停下車(※土日祝のみ運行)

近江町市場

近江町市場

享保6(1721)年、各地に点在していた市場が近江町に集められたのが始まりと言われている「近江町市場」。明治期に公共市場として認可され、「官許金澤青草辻近江町市場」の標柱(武蔵口に現存)はその証である。平成21年、再開発事業により「近江町いちば館」が開業し、界隈に新たな賑わいが加わった。

石川県金沢市上近江町50
TEL.076-231-1462(近江町市場商店街振興組合)
営/9:00~17:00(店により異なる) P/あり
http://ohmicho-ichiba.com/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「東部車庫行き」「北陸学院大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「武蔵ヶ辻・近江町市場」バス停下車
2)まちバス 「武蔵ヶ辻・近江町市場」「武蔵ヶ辻・めいてつ・エムザ」バス停下車(※土日祝のみ運行)
3)金沢駅より徒歩約15分(1.2km)

尾山神社

尾山神社

加賀藩藩祖前田利家公と、正室お松の方が御祭神。明治8年に建設されたギヤマンがはめ込まれた神門は、和漢洋の様式を混用した異色の門として知られ、金沢のシンボルの一つでもある。また、楽器を象った琴島や琵琶橋が配された神苑、金沢城の遺構である東門を移築した裏門も趣がある。

石川県金沢市尾山町11-1 TEL.076-231-7210
拝/境内は見学自由 休/なし
P/10台 料/見学無料
http://www.oyama-jinja.or.jp/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「東部車庫行き」「北陸学院大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「南町・尾山神社」バス停下車
2)まちバス 「南町・尾山神社」バス停下車(※土日祝のみ運行)

長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡

かつての加賀藩中級武士たちの屋敷跡。木羽板葺き屋根の付いた黄土色の土壁や、武者窓のある門構えに往時が偲ばれる。とりわけ雪から土壁を守る薦(こも)は、金沢の冬の風物詩。「旧加賀藩士高田家跡」では長屋門と庭園が一般公開され、「野村家」では代々奉公職を歴任した藩士の格式を重んじた様式が見学できる。

旧加賀藩士高田家跡/石川県金沢市長町2-6-1
TEL.076-263-3640(足軽資料館) 営/9:30~17:00
休/なし 料/無料

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「東部車庫行き」「北陸学院大学行き」などの路線バス、兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「香林坊」バス停下車
2)まちバス 「香林坊大和・アトリオ」「KOHRINBO109・日銀前」バス停下車(※土日祝のみ運行)

鈴木大拙館

鈴木大拙館

金沢市出身の世界的に著名な仏教哲学者で、日本の思想を世界へ広めた鈴木大拙を紹介する施設である。設計は『ニューヨーク近代美術館』を手掛けたことでも知られる、有名建築家の谷口吉生氏。3つの棟と3つの庭からなる構成で、鈴木大拙の世界を表している。

>>現在開催されている企画展など

石川県金沢市本多町3-4-20 TEL.076-221-8011
営/9:30~17:00(入館16:30まで) 休/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※展示替えによる臨時休館あり P/なし
入館料/一般300円、65歳以上200円、高校生以下無料
http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「東部車庫行き」「北陸学院大学行き」などの路線バス 「本多町」バス停下車
2)まちバス 「本多町・歌劇座・鈴木大拙館」バス停下車(※土日祝のみ運行)
3)兼六園シャトルバス、城下まち金沢周遊バス 「広坂・21世紀美術館」バス停下車

ひがし茶屋街

ひがし茶屋街

格子戸の家並みや、入り組んだ細い小路など、一帯は華やかさと奥ゆかしさに包まれる。夕刻、耳を澄ませば三味線や太鼓の音色が聞こえ、艶やかな花街の姿が浮かび上がる。茶屋の佇まいをそのまま活かしたカフェやギャラリーなど、魅力に満ちた店が立ち並ぶ。

※ひがし茶屋街は「[第5章]東山界隈を歩く」でもご紹介させていただいております。あわせてご覧ください。

石川県金沢市東山
P/有料Pあり

徒歩・バス等で観光の場合

1)金沢駅より「柳橋行き」「湯涌温泉行き」などの路線バス、城下まち金沢周遊バス 「橋場町」バス停下車
2)近江町市場より徒歩約10分(1km)
3)兼六園・金沢城公園より徒歩約10分(1km)

金沢周遊バスマップ

金沢駅から各観光スポットへ移動する際はバス・レンタサイクルを利用すると便利です。

金沢周遊バスマップ 金沢周遊バスマップ ※クリックでマップを拡大

各バス・レンタサイクルの詳細については、下記URLよりご確認ください。

金沢ショッピングライナー「まちバス」
金沢ふらっとバス
城下まち金沢周遊バス
金沢レンタサイクル「まちのり」

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しっとりとした伝統ある町並みと新たに誕生したスポットを巡り、古都・金沢の魅力を感じていただければと思います。
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