梅の屋

時代に合わせた小さな変化が心をほぐす。

六斗の広見のほど近くに店を構える『梅の屋』。昭和15年の創業時は広見に面する龍雲寺のすぐそばにあり、昭和45年に当地へ移転。鉄筋コンクリートの建物は当時珍しく、話題になったという。『梅の屋』の名は初代の妻が修行したうどん屋の主人より頂いたもので「寒いときでも暖かな雰囲気の店に」という想いが込められている。そのうどん出汁は現在店を切り盛りする2代目・3代目の住永さん親子が守り続けており、うどんや丼など多くのメニューの味の決め手になっている。「親・子・孫と3代でお越しくださる常連もいます」と語る3代目。時代の変化と共に若者が好む揚げ物や定食を始めるなど客の希望に応えてメニューは変化し現在は70種類以上を揃える。柔軟に時代に合わせながら馴染み深い味を守り、家族ならではのあたたかな空気で迎えてくれるこの店が地域の人々に愛され続けているのも頷ける。

住所

石川県金沢市野町3-24-42

電話番号

076-241-1836

営業時間

11:00～14:00（L.O.13:45）、17:00～20:00（L.O.19:45）

定休日

月曜

席数

28席

駐車場

4台