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【金沢のお正月】和菓子「辻占」は金沢の正月に欠かせない占い系縁起菓子

2022年12月23日(金) | テーマ/金沢の雑学

(写真提供:金沢市)
金沢のお正月にいただく和菓子の代表・福梅(ふくうめ)と並んで有名なのが「辻占(つじうら)」です。米粉と砂糖を混ぜ合わせ、お花やつき羽根の形に仕上げたもので、江戸時代に作られ始めた歴史ある縁起菓子の一つ。せんべいや最中種のようなパリッとしたタイプや、寒梅粉やもち粉を使ったしっとりとした食感のものなど、お店ごとに様々な辻占があり、年末になると金沢市内の和菓子店やデパート、スーパーなどで販売されます。

子どもの頃、新年の挨拶で訪れた祖父母宅では、菓子器の中に必ず辻占がありました。
大人になっても口にする度、「中に紙はいっとるさけ、食べてしまわんようにきをつけまっし」という優しい祖母の声を思い出させてくれるお菓子なのです。

辻占はまず各自三つずつ手に取ります。それから、それぞれの辻占を割って中の小さな紙を取り出します。一つひとつ異なる文面を三つ、つなげて、解釈しながら言葉遊びをして楽しむのが一興なのだとか。
金沢弁をそのまま使ったものや、占いっぽいもの、ちょっぴり艶っぽいものまで、書かれている言葉も実に様々。現代の言葉ではないもの多く、言葉の意味を調べたり、裏読みして言葉の意味を探ったりして楽しみます。

年末年始の金沢の特別な和菓子。旅行や帰省の際のお土産としてもおすすめです。

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