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地元編集者ならではの切り口で、へぇ、そうだったのか、とか、くすっと笑えたりとか、 座談のネタになる話題をすくいあげていきます。
2022年12月26日(月) | テーマ/金沢の雑学
2022年もあとわずか。イベントを一つひとつ終え、お正月準備も万全という方も多いのではないでしょうか。
金沢近郊のお正月といえば、梅のかたちをした紅白の最中「福梅」や、おみくじ入りの砂糖菓子「辻占」が一般的ですが、「福徳」も金沢らしい縁起菓子の一つです。「福徳」は「ふっとこ」、「ふっとく」、「ふくとく」などと呼ばれます。
恵比寿俵や大黒天の打ち出の小槌など、それだけでも縁起のいいものをかたどった最中せんべいの中に、土人形や金華糖(砂糖菓子)で作られた小さな柏犬や招き猫がしのばせてあります。中を割って、初めて何が入っているかわかるので、何がでてくるかとワクワク。一年の運試しの雰囲気もあり、福徳は、誰もが童心に返って楽しめるのが魅力です。
福徳の起源は、加賀藩の12代藩主・前田斉広公が、金沢城二ノ丸御殿落成の祝いに考案させたもので、落雁「諸江屋」さんが守り伝えてきた他所にはないお菓子。
福梅、辻占、と一緒に「福徳」で、開運を祝いつつ、お正月を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。
写真提供:金沢市
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