金沢小景
脈々と育まれてきた金沢の風物。
残したい、守りたい、ただそれだけの思いを込めて、大切な小景を届けます。
金沢には、小立野と寺町というふたつの台地と、犀川、浅野川というふた流れの川がある...
金沢は、坂と小路のまちでもある。とりわけ旧市街地は、ほそ路地が回廊のようにくねく...
むかしのことだったのか 忘れてしまいたいことだったのか 雪見橋のたもとにたたずみ 遠...
平安時代、お公家さんの妻や娘、またその御付きの女官たちは雨の日が続くと外出ができ...
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というのは川端康成の名作『雪国』冒頭...
金沢市内から、店頭でドジョウを焼く店が減ってきているのにお気づきだろうか。金沢で...
いまから40年ほど前のこと。母親に連れられて銭湯に行くと、まずは下駄箱の「28」番へ...
金沢は「水の都」である。もう一文字、言葉を足して「用水の都」と言い換えてもいい。...
金沢の海の玄関口、金沢港。大野川、犀川両河口を包含する港湾で、日本海沿岸のほぼ中...
仏教の教えによると川は現世と来世を隔てる境であり、そのため川に架かる橋は両世を行...
今回は「金」。マネーではなくゴールドについて。金沢で「金」といえば「金箔」。金...
かつて都市部の商職人の店舗(仕事場)兼住宅として、城下町、宿場町、港町、門前町に...
潮騒と醤油の香りが稠密に溢れる昼下がりの気怠い町角につくねんと座っていると、百年...
海に足をひたし、踝をひたし、膝頭をひたし、ついには胸をひたし、ようやっと背が立つ...
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