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石川・金沢アート&カルチャースポット特集【にし茶屋街周辺まとめ】

観光やおでかけの際に巡りやすいよう、博物館や美術館などの芸術・文化施設を地域ごとにまとめてご紹介。

石川県の三大茶屋街の一つ「にし茶屋街」は、金沢の中心街・片町から犀川大橋を渡って10分ほどの場所にある。飲食店や菓子屋、資料館などが並びつつも、観光地として知名度の高い「ひがし茶屋街」と比べて人通りは少なく、ゆっくりと回れる雰囲気が人気を集めている。
なお、近くには金沢三寺院群のなかで最も規模が大きく、約70社もの寺院が集まる「寺町寺院群」が。落とし穴や隠し扉などがあり通称”忍者寺”と呼ばれている『妙立寺(みょうりゅうじ)』や、文豪・室生犀星が幼少期を過ごした『雨宝院(うほういん)』、通りに面した塀を突き破るようにして立つ、国指定天然記念物の大桜で有名な『松月寺(しょうげつじ)』といった見所も多く、徒歩で散策するのにうってつけのエリアだ。

■室生犀星記念館

大正期の詩壇に新風を吹き込んだ、金沢三文豪のひとり。

金沢が生んだ三文豪のひとり、室生犀星の記念館が生誕地である金沢市千日町に建つ。遺品、自筆原稿、書簡等を展示。犀星が愛した猫の絵ハガキや、オリジナルポストカード作りのコーナーなどもある。

住所/石川県金沢市千日町3-22
TEL/076-245-1108
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■谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

金沢から世界へ建築文化の発信拠点を目指す、建築・都市についてのミュージアム。

金沢市寺町の谷口吉郎氏が暮らしていた場所に建ち、息子の吉生氏が設計することでも注目の施設『谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館』。吉郎氏は東宮御所(現・仙洞御所)の設計やその他建築界での功績を認められ、文化勲章を受章した金沢出身で日本を代表する建築家の一人。吉生氏はニューヨーク近代美術館や鈴木大拙館で知られており、世界的に活躍する建築家だ。
常設展示として、吉郎氏が手がけた和風建築『迎賓館赤坂離宮和風別館・游心亭』の広間と茶室が再現される。寺町は文豪ゆかりのスポットも多く、新しい施設が古い町にもたらす変化も興味深い。

住所/石川県金沢市寺町5-1-8
TEL/076-247-3031
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■金沢市老舗記念館

藩政時代の情緒を今に伝える建物。

『金沢市老舗記念館』は藩政時代からの薬種商「中屋薬舗」の建物を移築し、伝統的な町民文化のあれこれを伝える資料館。文化的に価値のある建物を保存し、歴史ある薬屋を当時のまま再現。1階は当時の店先を再現した「みせの間」、おえの間、書院の間、茶室があり、2階は金沢老舗百年会の協力によって各老舗に伝わる生活諸道具や町民文化に関する資料が展示されている。

住所/石川県金沢市長町2−2−45
TEL/076-220-2524
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■前田土佐守家資料館

加賀八家と呼ばれる重臣の一員として最高職「年寄役」を担ってきた加賀藩の名家。

『前田土佐守家資料館』は、加賀藩祖前田利家とその夫人まつの次男前田利政を家祖とし、加賀藩年寄役(他藩では家老に相当する)八家の一つ「前田土佐守家」の資料館。約9,000点(石川県指定文化財)を保管、その一部を展示している。土佐守家は加賀藩の重臣として、常に藩政の中枢に位置する家であったことから、土佐守家の草創期(天正期)から明治にいたる間の様々な分野にわたる史料がみられるため、加賀藩政をより深く知り得ることができる。

住所/石川県金沢市片町2-10-17
TEL/076-233-1561
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※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2023年05月26日)

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