石川県の北部に位置し、日本海側最大の半島にある能登(のと)。近世まで羽咋以北は能登國(のとのくに)と呼ばれており、今でも加賀・能登と区分けされることが一般的だ。
海と山に囲まれたこの地域は風光明媚なスポットばかり。手つかずの美しい自然を愛でに、国内はもちろん、海外からも観光客がたくさん訪れる。しかも、近年は珠洲市全域を会場として開催されるトリエンナーレ形式の国際芸術祭「奥能登芸術祭」が話題に。常設展示のものも多く、アート好きには堪らないエリアだ。
■石川県七尾美術館
ドーム型の七つの屋根が特徴的な能登唯一の総合美術館。
能登にゆかりのある作品を中心に優れた美術品を展示。春には桃山時代に活躍した七尾出身の画家、長谷川等伯の作品展「長谷川等伯シリーズ」を毎年開催している。また秋には親子で楽しめる「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」も開催される。
住所/石川県七尾市小丸山台1-1
TEL/0767-53-1500
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住所/石川県七尾市小丸山台1-1
TEL/0767-53-1500
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■石川県輪島漆芸美術館
漆の里・輪島が誇る漆芸専門美術館。
日本を代表する漆器として知られる輪島塗の歴史と技を四季折々の企画展とともに展示する美術館。建物の外観は正倉院の校倉造りをイメージした特徴的なデザインだ。吹き抜けが広がる館内では、漆器の製作工程などを紹介する動画視聴ができ、特別展示スペースでは輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」を公開。人間国宝や日本芸術院会員による作品は一度ならずとも見ておきたい。
住所/石川県輪島市水守町四十苅11
TEL/0768-22-9788
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住所/石川県輪島市水守町四十苅11
TEL/0768-22-9788
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■石川県能登島ガラス美術館
宇宙基地のような美術館。
丸い塔や三日月形の塔など4つの塔を細長い廊下で結ぶ、宇宙基地のような美術館。ピカソやシャガールなど世界的巨匠のデザインを基に、ヴェネツィアで制作されたガラス造形作品などを展示している。また屋外にも展示広場があり、14名の作家によるガラス彫刻が並んでいる。
住所/石川県七尾市能登島向田町125-10
TEL/0767-84-1175
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住所/石川県七尾市能登島向田町125-10
TEL/0767-84-1175
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※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2023年06月13日)