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石川県の初詣スポット11選

人気スポットから穴場まで、新年デートにもおすすめな石川県の神社&寺院をご紹介します。

もういくつ寝るとお正月…の歌を口ずさみながら、お年玉を楽しみに、新しい年を指折り数えた幼い頃。お正月は歳神様をお迎えしたり、おせち料理をいただいたりと、日本らしい文化や伝統に触れる特別な日。歳神様へのご挨拶とともに忘れてはならないのが地域を守ってくださる氏神様へのご挨拶、初詣ですね。

初詣は神社でもお寺でもどちらでも構いません。参拝方法は以下の通りですが、一番大切なのは日々を無事に過ごせたことへのお礼の気持ち。心を込めて感謝を伝え、新しい一年の無病息災や幸せを願いましょう。

■神社での拝礼の仕方は「二礼、二拍手、一礼」です。
深いお辞儀を二回繰り返し[ 二礼 ]、両手を胸の高さで合わせたら肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。[ 二拍手 ]
そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。最後にもう一度深いお辞儀をします。[ 一礼 ]

■お寺での参詣の仕方は、常香炉があれば、煙で身体を清めます。ご本尊の前に進み、賽銭を入れます。
静かに手を合わせ、そのまま深くお辞儀をします。両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀をします。

安宅住吉神社(小松市安宅町)

安宅住吉の大神のお助けにより、義経と弁慶一行が安宅の関守・富樫に疑われながらも、難関「安宅の関」を見事突破したとの伝承から、全国唯一の難関突破の守護神といわれる『安宅住吉神社』。受験、スポーツ、芸事上達、商売、会社経営など、人生の様々な難関を突破するため、全国から毎日多くの人が参拝に訪れます。北陸道往来の人々が必ず詣でた古社であることから、人生に於ける道先案内の神として、開運厄除、交通安全、また縁結びの神としても多くの信仰を受けています。


Date
■住所/石川県小松市安宅町タ17番地
■TEL/0761-22-8896
■参拝時間/8:30〜17:00
■駐車場/100台(無料)
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能登國一宮 氣多大社(羽咋市寺家町)

石川県羽咋市にある「氣多大社」は、万葉の時代から能登の国に鎮座する北陸道屈指の大社として知られています。縁結びの神様である大国主神(大国様)を祭神とすることから、縁結びスポットとしてもつとに有名で、初詣にも良縁を望む参拝者が数多く訪れます。

Date
■住所/石川県羽咋市寺家町ク1-1
■TEL/0767-22-0602
■参拝時間/8:30~16:30(7月中~8月下旬は~18:00まで)
■駐車場/有(無料)
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少比古那神社(七尾市和倉町)

時は、平城天皇、嵯峨天皇の大同年間頃の創立であると伝えられる神社。大同9年涌浦(現•和倉町)の湯の谷という所に温泉が湧き出たため、これを神の恩恵であるとして、一社を造営し、日本神話の神である少彦名命を奉斎し、薬師菩薩神社と称したとのが始まりと言われている。その後、少名毘古神社と称したのを、明治28年現社号『少比古那神社(すくなひこなじんじゃ)』に改称。境内には、拝殿と本殿、無病息災、家内安全、夫婦円満が叶うという夫婦神木があります。元旦午前零時より焼き餅と甘酒がふるまわれます(先着順、なくなり次第終了)。
Date
■住所/石川県七尾市和倉町ヨ47
■TEL/0767-68-3500 (住吉神社)
■参拝時間/
■駐車場/
■WEBサイトはこちら

妙成寺(羽咋市滝谷町)

金栄山妙成寺(みょうじょうじ)は、日蓮宗本山の格式をもつ北陸地方の名刹で、永仁2年(1294年)に開山しました。江戸時代になると、妙成寺は加賀藩前田家から手厚い加護を受け、三代藩主利常の母寿福院の菩提寺として七堂伽藍を寄進されるなど隆盛を極めました。現存する数々の建造物の中でも、書院造と庭園の美しさには定評があり、特に五重塔は北陸随一の威容を誇っています。本堂、祖師堂、五重塔など10棟が国の重文に指定されており、伽藍建築群や寺宝が素晴らしいお寺です。元日、二日には、「水行肝文(すいぎょうかんもん)」を唱え、寒水荒行を行い新年の多幸を願います。

Date
■住所/石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
■TEL/0767-27-1226
■参拝時間/4月~10月 8:00〜17:00 11月~3月 8:00~16:30
■駐車場/80台
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那谷寺(小松市那谷町)

奇岩遊仙境を中心とした山水画のような景色が美しい『那谷寺(なたでら)』は、717年に泰澄大師によって開創された白山信仰の寺。平安時代、花山法皇が参詣した際に、西国33所の霊場に勝るところと褒め、第1番の那智山の「那」と33番の谷汲山の「谷」をとり、那谷寺と名づけられたとされます。厄除け、無病息災や学業成就などの御利益があります。大晦日深夜から元旦早朝は境内の金堂で夜間参拝ができ、正月三が日の参拝客は毎年4万人ともいわれています。
Date
■住所/石川県小松市那谷町ユ122
■TEL/0761-65-2111
■参拝時間/9:15〜16:00
■駐車場/200台(無料)
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倶利伽羅不動寺(河北郡津幡町)

倶利伽羅不動寺は、日本三不動の一つと云われる真言宗寺院。山頂本堂は、初詣時期には毎年雪が積もっていることが多く、厳粛な雰囲気の中、新年の祈願の初護摩法が行われます。今年は1日から5日まで行われる予定です。商売繁盛、安産祈願、家内安全、交通安全、厄除けなど、多くの御利益が頂けます。通常の時と初詣期間、山頂本堂と鳳凰殿で開門時間が違うので、事前にHPで確認することをお勧めします。

Date
山頂本堂
■住所/石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
■TEL/076-288-1451
■参拝時間/9:00~17:00
■駐車場/有(無料)
■WEBサイトはこちら
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鳳凰殿
■住所/石川県河北郡津幡町竹橋ク128
■TEL/076-288-1828
■参拝時間/9:00~17:00
■駐車場/有(無料)
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尾山神社(金沢市尾山町)

加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を奉る由緒ある尾山神社。和漢洋の三様式を取り込んだ端正な美しさの神門は、国の重要文化財に指定されており、金沢市の代表的な観光スポットとして有名です。特に、最上階に嵌め込まれたステンドグラスは温かみのあるギヤマンが美しく、見る人を魅了します。金沢の中心部に位置することから、毎年多くの人が新年を祝い、初詣に訪れます。


Date
■住所/石川県金沢市尾山町11-1
■TEL/076-231-7210
■参拝時間/9:00~17:00
■駐車場/無
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金澤神社(金沢市兼六町)

金澤神社は学問の神であり前田家の先祖でもある菅原道真公と前田斉広(なりなが)公、前田斉泰公がご祭神。明治7年の兼六園の一般開放とともに自由に参拝できるようになり、以降、広く金沢市民に愛される神社です。 年間を通じ学業成就・災難除け金運アップを祈願して多くの人たちが足を運びます。その他にも境内にはお稲荷様もあり、商売繁盛を願う人たちも訪れます。三が日は、元旦が0時~17時、1月2日、3日は8時~17時がご祈祷の受付時間となっています。

Date
■住所/石川県金沢市兼六町1-3
■TEL/076-261-0502
■参拝時間/9:30〜17:00
■駐車場/無
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菅生石部神社(加賀市大聖寺)

1400年もの歴史を有する『菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)』。斎藤家の氏神としても知られています。毎年2月10日には旧暦正月の行事として例大祭「御願(ごんがん)神事」(別名「竹割まつり」石川県無形民俗文化財指定)が行われ、若衆が数百本の青竹を叩き割る勇壮な神事が有名です。
初詣では、祓いの社(病気、厄除、方除など)、願いの社(家内安全、商売繁盛、安産、交通安全など)のご祈祷を受けるため、多くの人で賑わいます。

Date
■住所/石川県加賀市大聖寺敷地ル乙81
■TEL/0761-72-0412
■参拝時間/9:00〜17:00
■駐車場/40台(無料)
■WEBサイトはこちら
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石川護國神社(金沢市石引)

兼六園のほど近く。明治元年の戊辰の役で戦死した加賀藩士108名の戦没者のみたまを、明治3年に卯辰山に招魂社を造営して祀ったのが「石川護國神社」の創まりです。以来、西南の役、日清日露の両戦争、日中戦争、第二次世界大戦までの英霊4万4929柱を奉祀しています。英霊は家族を見守り、郷土の繁栄を祈り続ける神様です。境内は広々としており清々しい雰囲気。家内安全、厄除け、健康長寿、病気平癒、諸業繁栄に御利益があるため、初詣に訪れる人も多い神社です。


Date
■住所/石川県金沢市石引4丁目18番1号
■TEL/076-221-2110
■参拝時間/9:00〜17:00
■駐車場/有(無料)
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白山比咩神社(白山市三宮町)

『白山比咩神社』は日本三名山の一つで「白き神々の座」と言われる白山を神体山とする神社です。全国に約3千社ある白山神社の総本山であり、地元では「しらやまさん」の愛称で親しまれてきました。御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を「くくる」神といわれます。毎年初詣には約20万人が訪れ、厳粛な雰囲気ながらも独特の熱気に包まれます。

Date
■住所/石川県白山市三宮町ニ105-1
■TEL/076-272-0680
■参拝時間/9:00~16:00
■駐車場/450台(無料)
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※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2023年12月14日)
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【金沢のお正月】全国的に珍しい石川県の「紅白」鏡餅。

【金沢のお正月】全国的に珍しい石川県の「紅白」鏡餅。

石川県民の多くは紅白の鏡餅を飾ります。そんなの当たり前でしょと思った県民の皆さん、実は全国的には上下とも白が普通なんですって。石川県では鏡餅と言えば「紅白」。全国シェアを誇る某鏡餅メーカーも、石川県用には特別に紅白のものを作っているそうです。 「なんで石川県の鏡餅は紅白なの?」とその理由を調べてみると、色々出てきました。 ・前田家が祖とした菅原道真公ゆかりの紅梅・白梅にちなんでいる ・倶利伽羅峠の源平合戦の平氏の赤旗・源氏の白旗を模している ・農業を重視した加賀藩が五穀豊穣を願って様々な雑穀を入れた餅飾りを施した 諸説あるようですが、いずれにしても、その由来はやはり、加賀藩前田家に献上されたものにあるようです。 重ね方にも注目なんです。今は「上が赤、下が白」が一般的ですが、お殿様は「上が白、下が赤」で飾っていたそうですよ。なぜ逆になったのか…庶民が殿様と一緒ではバチが当たると考えたとか、明治維新となり武家社会から天皇社会へと時代が変わったからなど、こちらも諸説があるようです。おもしろいですね。 お正月には、こんな地方ならではの風習がたくさん残っていますので、その由来や意味について考えたりしてみるもの楽しいですね。

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【金沢のお正月】福徳せんべい

【金沢のお正月】福徳せんべい

2023年もあとわずか。イベントを一つひとつ終え、お正月準備も万全という方も多いのではないでしょうか。 金沢近郊のお正月といえば、梅のかたちをした紅白の最中「福梅」や、おみくじ入りの砂糖菓子「辻占」が一般的ですが、「福徳」も金沢らしい縁起菓子の一つです。「福徳」は「ふっとこ」、「ふっとく」、「ふくとく」などと呼ばれます。 恵比寿俵や大黒天の打ち出の小槌など、それだけでも縁起のいいものをかたどった最中せんべいの中に、土人形や金華糖(砂糖菓子)で作られた小さな柏犬や招き猫がしのばせてあります。中を割って、初めて何が入っているかわかるので、何がでてくるかとワクワク。一年の運試しの雰囲気もあり、福徳は、誰もが童心に返って楽しめるのが魅力です。 福徳の起源は、加賀藩の12代藩主・前田斉広公が、金沢城二ノ丸御殿落成の祝いに考案させたもので、落雁「諸江屋」さんが守り伝えてきた他所にはないお菓子。 福梅、辻占、と一緒に「福徳」で、開運を祝いつつ、お正月を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。

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【金沢のお正月】金沢の正月に欠かせない占い系縁起菓子「辻占(つじうら)」

【金沢のお正月】金沢の正月に欠かせない占い系縁起菓子「辻占(つじうら)」

(写真提供:金沢市) 金沢のお正月にいただく和菓子の代表・福梅(ふくうめ)と並んで有名なのが「辻占(つじうら)」です。米粉と砂糖を混ぜ合わせ、お花やつき羽根の形に仕上げたもので、江戸時代に作られ始めた歴史ある縁起菓子の一つ。せんべいや最中種のようなパリッとしたタイプや、寒梅粉やもち粉を使ったしっとりとした食感のものなど、お店ごとに様々な辻占があり、年末になると金沢市内の和菓子店やデパート、スーパーなどで販売されます。 子どもの頃、新年の挨拶で訪れた祖父母宅では、菓子器の中に必ず辻占がありました。 大人になっても口にする度、「中に紙はいっとるさけ、食べてしまわんようにきをつけまっし」という優しい祖母の声を思い出させてくれるお菓子なのです。 辻占はまず各自三つずつ手に取ります。それから、それぞれの辻占を割って中の小さな紙を取り出します。一つひとつ異なる文面を三つ、つなげて、解釈しながら言葉遊びをして楽しむのが一興なのだとか。 金沢弁をそのまま使ったものや、占いっぽいもの、ちょっぴり艶っぽいものまで、書かれている言葉も実に様々。現代の言葉ではないもの多く、言葉の意味を調べたり、裏読みして言葉の意味を探ったりして楽しみます。 年末年始の金沢の特別な和菓子。旅行や帰省の際のお土産としてもおすすめです。

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【金沢のお正月】金沢のお正月に欠かせない祝菓「福梅(ふくうめ)」

【金沢のお正月】金沢のお正月に欠かせない祝菓「福梅(ふくうめ)」

12月になると、金沢近郊の和菓子店には正月の和菓子「福梅(ふくうめ)」が並びます。 毎年決まった店のものを楽しみにする人、今年はどれにしようかと悩む人、複数買い求めて食べ比べを楽しむ人。甘いものが大好きな金沢市民にとって、お正月に欠かせないお菓子の代表なのです。 福梅は「梅の形をした紅白の最中」で、一般的な最中と比べて餡に水飴と砂糖を多めに加え、ねっとりとした食感に仕上っています。 理由は正月を迎えるまで、日持ちがするようにするため。和菓子職人に正月休みを取らせるために、日持ちするように作ったという説もあるようですよ。 ちなみに「福梅」の由来には、加賀藩前田家の家紋を模したという説もありますが、加賀藩第10代目藩主・前田重教の時代、新春の茶席に献上されたものが正月のお祝い菓子として伝わったという説が有力なようです。 最中皮に少し白くお砂糖をあしらった様は、まさに寒梅の趣きがありますね。 正月は、砂糖と餅粉を混ぜて巾着包みにしたお菓子で、中には小さなおみくじが入っている「辻占」や、打ち出の小槌や俵などをかたどった、最中の皮のような焼いた餅種の中には金菓糖や小さな人形が入った「福徳」など、金沢特有の正月菓子もお目見えします。 金沢のお正月ならではの和菓子を色々と揃えて、団欒のひと時を楽しみたいですね。

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