通り過ぎて、思わず二度見。
2017年8月22日(火) | テーマ/観光

前回に続いて、金沢に散在する「不思議」をご紹介。こちらも「焼き鳥屋」のオヤジにして観光ボランティアガイドでも活躍中のSさんにご教授いただいた情報です。
写真の右手に「黒いハト」が見えます。遠目で見るとカラスに間違えそうですが、間違いなくハトです。
これは、ひがし茶屋街から浅野川方向に少し外れた場所にある、とある住宅の土塀の上。この塀の脇を何気なく歩いていると、「えっ」と、思わず二度見してしまうこと請け合いです。
何で塀の上にハトのつくりものがあるのかは不明。ただよく見ると、このハトの像は隣り合う2軒の住宅(塀はひとつなぎになっています)のちょうど中間に立っています。
あるいは2軒の境を示すものとして、ちょっとした「遊び心」を加えて設けられたものなのかもしれません。ハトは平和の象徴でもありますし、隣同士いつまでも仲良く・・・といった意味があるとか(想像)。色が黒いのは瓦の色に合わせたのでしょう。そこは金沢人らしく目立たないように(想像)。
東山散策の折に、ぜひ、探してみてください。一般住宅ですので、見学する場合はお静かに。
(撮影=今寺 学)
その他の同じテーマ記事
温泉、景観、美食でおもてなし。新たな魅力が加わった「海のリゾート・和倉温泉」に注目。
石川県を代表する温泉地として、県内はもちろん全国でも高い知名度を誇る「和倉温泉」。温泉街周辺は、足湯(続きを読む)
まさに花見の特等席! 建築家 隈研吾氏が設計した『茶屋 見城亭』に注目。
1913(大正2)年、兼六園の桂坂口近く、百間堀を挟んで金沢城・石川門を臨む場所に『見城亭』は誕生し(続きを読む)
金沢で最も大きな茶屋建築『懐華摟』が、撮影スポットとして話題に。
築200年、金沢で最も大きな茶屋建築の『懐華摟』。その中は、鮮やかな朱塗りの階段をはじめ、豪華絢爛な(続きを読む)
金沢といえば加賀宝生! 全国から女性能楽師が集まって金沢で公演 幽玄な舞台「杜若」を鑑賞しました!(動画あり)
11月に石川県立能楽堂で開催された「女性能楽師による能楽公演事業 第二回 能における節供と花々」(沢(続きを読む)
キモノでおでかけ金沢さんぽ 竹久夢二スペシャルイベント 当日レポート
絵画、デザイン、詩など様々な分野で活躍したマルチアーティスト竹久夢二(1884-1934)。その夢二(続きを読む)
【10本の特集を公開】魚介/寿司/海鮮丼/のどぐろ/名物料理など
「金沢日和」では大型連休のシーズンに向けて、10本の特集を公開しました。行楽シーズンのお出かけにご活(続きを読む)
九谷焼の自動販売機が「九谷茶碗まつり」に初登場
日本全国から約19万人の来場者が訪れるという「九谷茶碗まつり」。その人気のイベントに、今年始めて九谷(続きを読む)
ツツジが見ごろを迎えます。
ゴールデンウィーク目前。彦三緑地(金沢市彦三町1丁目)ではツツジの見ごろを迎える時期です。 日(続きを読む)