【新人社員タヌ田の現場レポート-9-】金沢にあの「戦慄迷宮:迷」が登場!VRで歩く恐怖体験をしてきました

タヌ田

会場はクラソ・プレイス香林坊。館内に入ってエスカレーターで3階へ向かう途中、いつもの買い物動線のはずなのに、目的地が“戦慄迷宮”だと思うと気持ちがそわそわしてきます。3階に到着すると、大きな「戦慄迷宮:迷」のパネルが目に入るので、迷わず会場にたどり着けるのも助かりました。案内に従って進むだけなのに、入口が近づくほど妙に落ち着かなくなっていきます。

まずは受付へ
受付を済ませ、荷物は鍵付きロッカーへ。貴重品も預けられて安心です。その後はモニターに映し出されるシナリオの映像を眺めながら、注意事項に目を通す時間があります。この時点ですでに、不穏な空気が漂い始めます。

次に写真撮影を行い、自分自身のアバターを作成。ここから一気に“自分が物語の中に入る準備”が整っていく感覚です。VRゴーグルの装着レクチャーを受け、いよいよ入場となります。

初VR体験でも安心。歩いて進むバーチャル迷宮
VRゴーグルを装着するのは今回が初めてでしたが、安定感があり、意外と疲れません。思った以上に快適でした。体験中は基本的に歩いて移動しますが、他の参加者は影のように表示されるため、ぶつかる心配は少なめです。……ただし、その影にドキッとすることもありました。
舞台は病院。8階から1階へと降りていく構成で、決められた一本道ではなく、ある程度自由に歩き回ることができます。途中にエレベーターがあり、階を移動していく流れもリアル。自分の動きで物語が進んでいく感覚は、VRならではだと思います。
体験時間は約30分とのことですが、体感としては本当にあっという間。気づけば終盤、という感覚でした。

怖さの正体は「空間の不安感」
怖さの種類として強く感じたのは、驚かせ系というよりも「空間の不安感」。視覚情報による演出が中心で「先が見えない」、「何かがいそう」という緊張感が続きます。
特に印象に残っているのは、終盤の車椅子に座るシーン。ここで初めて“自分の動き”が強く物語に噛み合う感覚があり、没入感が一気に高まりました。前から来ると思って身構えたところで、想定外の方向から驚かされて、個人的にはここが一番怖かったです。
ちなみに、体験中に一番大きな声が出た瞬間は、一緒に参加していたBOSSに後ろから驚かされたときでした。僕のガチな悲鳴に、仕掛けた側のBOSSまで「うわっ」となっていました。

記念写真も残せる。VRならではの楽しみ方
体験中の様子を外から撮影することはできませんが、VR内ではスクリーンショットのような形で写真を残すことができます。
受付時にもらう用紙に記載されたQRコードを読み込むと、体験中に撮影した写真を後から確認できる仕組み。恐怖体験の記念として持ち帰れるのはうれしいですね。

ホラーが苦手でも大丈夫? 正直な感想
ホラーが苦手な僕でも、最後まで楽しめました!
怖さを感じやすい方に向けた配慮も用意されていて、グッズの「お札ステッカー」を事前に購入すると、お化けの出現が控えめな内容で体験できるとのこと。怖がりだけど挑戦したい方は、参加前にステッカーの購入を検討しておくと安心です。

服装は自由ですが、割と歩くので動きやすい格好がおすすめです。靴も歩きやすいものが安心。サンダルなど、つま先やかかとが露出する履物は避けた方がよさそうです。参加前に利用規約を一度確認しておくと、当日の流れもスムーズです。


タヌ田
※掲載されている情報は、2025年12月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。










