菖蒲湯まつり
2015年6月4日(木) | テーマ/北陸のイベント
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石川県でもお盆を7月15日にする地域と8月15日にする地域があり、
南加賀方面は新暦の月遅れである8月15日にお墓参りをする人が多いです。
菖蒲湯もそう。
無病息災を願う菖蒲湯は端午の節句(5月5日)に行う風習ですが、南加賀方面の人は新暦の月遅れ6月5日。
1300年の歴史を持つ加賀の山代温泉では、毎年6月4日・5日に「菖蒲湯まつり」を開催しています。
見所は何と言っても荒々しく引き回される「菖蒲みこし」。
「菖蒲みこし」は、山代で古来から「お薬師さん」と親しまれている『薬王院温泉時』から出発。
台棒に菖蒲を詰めた俵を全部で8俵取り付け、約30mの引綱で数百人の町の青年たちが引き回します。
俵が擦り切れ、路上に菖蒲が散乱するほどもみ合いながら温泉街を練り歩きます。
そして、菖蒲が投げ込まれた総湯の湯に一番に入浴した者に、一年の無病息災が約束されると言われています。
菖蒲みこしが温泉通り〜『古総湯』周りに来るのは本日20:00〜、
神輿を温泉に投げ込む「入湯式」は『古総湯』にて本日21:00〜。
ちょっと足を延ばして、湯の街の伝統と風情にも触れてみてはいかがでしょうか?
6月4日(木) 入湯式祈願祭・入湯式(菖蒲みこし)
6月5日(金) 山代音頭輪おどり
写真提供:石川県観光連盟
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