4000万個の星を映し出すプラネタリウムに癒される 能登町の天文施設『満天星』へ出かけよう
2024年7月5日(金) | テーマ/北陸のイベント
星空が美しいことで知られる、石川県の奥能登に位置する能登町。環境省が実施している夜空の明るさ調査で日本一に輝いたこともあるほど。これをきっかけに誕生した天文施設が、石川県柳田星の観察館『満天星』です。
能登半島地震によって大きな被害を受け、半年もの間休館していましたが、2024年6月に営業を再開。施設を象徴するプラネタリウムは無事で、震災前と変わらず4000万個の星を映し出し、星の美しさを伝えてくれます。さらに、学芸員による生解説も魅力。わかりやすい言葉で説明してくれるので、星の知識がなくても楽しめます。
星空に癒され、学芸員さんの解説も心地よく、ついウトウトしてしまうかもしれませんが、それもプラネタリウムならではの楽しみ方の一つなのだとか。
『満天星』があるのは『やなぎだ植物公園』内。月明かりがない夜は、満天の星を映し出すことができます。また、その日に見える天体を観察する天体観望会もおすすめ。震災前は天文台で開催していましたが、震災によって天文台が破損したため、現在は屋外で実施しています。このほか、星空シミュレーションや本物の隕石、天体写真といった見どころいっぱいの展示ホールも。プラネタリウムと天体観望会以外は入館無料なので、気軽に星の魅力に触れてみましょう。
※震災の影響により道路状況が良くない箇所がございます。通行には十分注意してご来館ください。
Information
■石川県柳田星の観察館『満天星』
住所/石川県鳳珠郡能登町上町ロ1-1(やなぎだ植物公園内)
電話/0768-76-0101
営業時間/9:30~17:00(プラネタリウムは平日13:00~/15:00~、 土・日曜、祝日は11:00~/13:00~/15:00~)※天体観望会はHPにてスケジュール要確認
定休日/水・木曜(祝日の場合は開館、翌日休み)、年末年始(12/29~1/3)
料金/無料(プラネタリウムは高校生以上550円/小中学生330円、天体観望会は高校生以上330円/小中学生220円)
公式HPはこちら
▶︎能登日和の公式サイトはこちら
その他の同じテーマ記事
世界一長いベンチリニューアルイベント
志賀町の増穂浦海岸は、全長460.9mものベンチがあることで有名です。1987年に作られ、1989年(続きを読む)
【9/14・9/21開催】越美北線で福井を満喫! 子連れにおすすめ「自然体験ツアー」&地酒を飲み比べできる「酒蔵めぐりツアー」
こんにちは、金沢日和編集部です。 北陸新幹線の金沢〜敦賀区間が開業したことで、福井まで足を伸ば(続きを読む)
いい道の駅 のと千里浜 『WELCOME サマーバケーションフェア』
羽咋や能登の「いいモノ」がギュッと詰まった地元愛にあふれる『いい道の駅 のと千里浜』。夏休みに家族や(続きを読む)
心地よい音楽とグルメ、雑貨が集合! 「ハネノオト音楽祭」が10月13日(日)に開催
この秋、羽咋市で初めての大型音楽イベント「ハネノオト音楽祭」が開催されます。2024年に能登半島を襲(続きを読む)
かほくの海で夏の思い出づくり 「地引網」体験を8/13(火)・14(水)に開催!
スポーツを通じた地域創生活動に力を入れているかほく市。その一環として、道の駅高松周辺の浜辺にて地引網(続きを読む)
2500発の花火が打ち上がる! 羽咋史上最大規模の「復興花火in千里浜海岸」が8月4日(日)に開催
石川県羽咋市の、車で走れる砂浜として知られる千里浜海岸で、2500発もの花火が打ち上げられる壮大なイ(続きを読む)
無傷で生き残った日本一大きい七輪に注目。 『能登 食祭市場』にて「復興食祭ビアガーデン」を7月の毎週金・土曜に開催。
能登の食の魅力がぎゅっと詰まった『七尾フィッシャーマンズ・ワーフ 能登 食祭市場』。令和6年能登半島(続きを読む)
大人も子どもも楽しめるイベント『なかのと こどもまつり』が7月21日(日)に開催
去年に引き続き、今年も中能登町で『なかのと こどもまつり』が開催されます。元日の能登半島地震によって(続きを読む)
自然栽培の聖地・羽咋ならではのお茶「はとむぎ加賀棒茶」が『JAはくい』から発売
『JAはくい』では、2010年度からコメの転作作物として、宝達山のふもとではとむぎの栽培に取り組んで(続きを読む)