NHK連続テレビ小説「まれ」の劇中でも、村の仲間たちが担いだ「キリコ」。
キリコは通常「切籠」と書き、「切子燈籠」を縮めたもので、神輿の前後に従い、大きな燈籠の役目を担います。
そのキリコが登場する祭りが、7月3日～4日、能登町宇出津地区で開催されるキリコ祭りの中でも勇壮な祭りの一つである『あばれ祭り』を皮切りに、秋頃まで能登の各地で催されます。
あばれ祭り　http://test.kanazawabiyori.com/event/event_10762.html

キリコ祭りは、4～5メートル、大きいもので15メートルにもなるキリコのスケール感とともに、祭りによって登場するキリコが異なり、竹キリコ、武者絵キリコ、提灯キリコ、袖キリコなど様々な種類がある。さらに参加する人々が華やかな衣装に身を包んだ姿も魅力のひとつ。
ひとくくりでは語れない個性豊かな能登の熱い祭りを、ぜひその目で見ていただけたらと思います。

また、今年3月には、輪島市の「輪島キリコ会館」もリニューアルしましたので、能登を訪れる際には足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
輪島キリコ会館　http://test.kanazawabiyori.com/shop/newshop_11474.html

「キリコ祭り」のスケジュールは、金沢日和でもお知らせしていく予定ですので、ぜひご覧ください。

写真提供：石川県観光連盟