石川県も梅雨入りだモン
2016年6月14日(火) | テーマ/観光
2016年は6月13日(月)。梅雨がない北海道を除き、全国的に梅雨入りしたようだと発表されました。昨年よりも6日早いそうですが、平年に比べると1日遅いとか。年間365日中、200日は雨という金沢ですが、今年は雨も雪も少なかったような感じがします。農家の方などにとって恵みの雨になるとよいですね。
「雨」にマイナスイメージを持たれる方も多いですが、金沢は雨が似合う街。カラッと晴れているよりも、少し路面が濡れているくらいの茶屋街のほうが、雰囲気があると思いませんか。観光で巡って、雨でも絵になる街って、なかなかないですよ。
雨と言えば傘。金沢では和傘! 松田和傘店が有名です。後継者の課題がありますが、最近では金沢和傘の展示や体験などを中心にした催しも行われたりしています。
和傘をめぐるOTOKOTACHI(2016年1月4日(月)~1月11日(月・祝)に実施)
また、福井では、濡れない傘「ヌレンザ」を製造する福井洋傘さんも有名です。同社代表の橋本社長のトークイベントに参加したことがありましたが、ぶっちゃけた人柄が印象的で、熱くお話される様子が楽しかったことを記憶しています。
電車やタクシーの車内での忘れ物ランキングでは、いつも上位の傘ですが、こういった高級傘だと忘れたらたいへん。忘れずに済むかもしれません。
それに「弁当忘れても傘忘れるな」という金沢ですからね。(観光でお越しの方も折り畳み傘を)
ちなみに、最近の車内の忘れ物のトップは携帯電話・スマホだそうです。
雨の話をしてきましたが、最近、手取川をわたるときに川の水量が極端に少ないと感じることがあります。また、近くの湧水が止まっているということもありました。暑い夏に向けて水不足にならないか心配。
かといって、ゲリラ豪雨だと昨年5月に発生した手取川上流の仙人谷付近(白山市尾添大汝国有林)で、山が崩壊してしまうということもあります。この崩壊のために手取川は濁水がいまだに続いていて、河口付近の漁業や、地元の水源に大きな影響を及ぼしています。
熊本地震のような大災害ではないですが、じわじわと忍び寄る自然災害といえるかもしれません。
さて、下の写真は、石川県立伝統産業工芸館で開催されていた「くまもと・いぐさの魅力」展に合わせて、2016年3月20日(日)に金沢にやってきた「くまモン」。香林坊大和で元気なダンスを披露していた時のものです。
が、このあとに熊本地震が発生。
先日も知人が復興支援に現地入りしていました。観光に行くなり、義援金を提供するなりで、少しでも応援したいです。1日も早く復興が進むことを心よりお祈りしております。
最後に、手取川の濁水の影響か、天候の影響かわかりませんが、最近、熊の出没が多発しています。PTAのメール連絡でも「クマ出没」のメールが多くなっています。人里近い場所でも目撃されていますので、ご注意を。
写真上/写真提供:金沢市
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