地酒列車で行こう。
2016年9月8日(木) | テーマ/北陸のイベント
地酒の季節がやってきました。明日は秋口恒例の「ひやおろし」の石川県下、一斉発売開始です。
「ひやおろし」とは、冬の厳寒期に醸造した清酒をひと夏越して調整し生詰めしたもの。ほどよい熟成状態となる秋口にのみ毎年出荷されている季節限定の地酒です。実りの秋に、旬の食べ物と一緒に味わいたいものです。
石川県内の酒蔵では、秋の「ひやおろし」のほかにも、春の「吟醸初しぼり」、夏の「にごり酒」を統一銘柄として出荷しています。統一銘柄といっても酒蔵ごとに味は異なりますから、毎年飲み比べが楽しみです。
2016年の「ひやおろし」の一斉発売は、9月9日(金)。発売記念の「ひやおろし無料試飲会」が、片町きららで行われるので、足を運びたいものです。(運んだ足が千鳥足にならないようにしましょうね!)
さらに翌10日(土)には、金沢21世紀美術館の広場で、金沢21世紀工芸祭オープニングイベント「Meets KOUGEI」が行われ、ここでは工芸作品と地酒を楽しむことができます。
そしてなんといってもメインは、10月29日(土)の「サケマルシェ」。今年で4回目となる石川の地酒と美食の祭典です。芝生の上で、ゆったりと地酒。しかも昼間から。。。なんて贅沢なイベントでしょう!
ですが、お楽しみがもう一つ。のと鉄道で実施している「地酒列車」です。こちらは「サケマルシェ」の関連イベントとして行われ、今回で3回目。能登の地酒を、のと鉄道にゆられながら、存分に楽しむことができる企画です。のと鉄道の観光列車『のと里山里海号』でも「ほろ酔いプラン」という地酒を楽しむ乗車プランがありますが、比較にならないほどの地酒尽くし。酒蔵見学をハシゴしたり、酒米の水田を見たり、酒の肴づくりをしたりと、昨年以上にパワーアップした内容になっているとか。限定4本ですって!
記事を書いていると飲みたくなってきました。ということで、今宵も地酒で乾杯!
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