見てるだけ~、より、参加したほうが楽しいぞっと。
2017年4月25日(火) | テーマ/北陸のイベント
桜の季節が過ぎ、菜の花や藤などが見頃になる今日この頃。石川県で「祭り!」というと、夏から秋の能登のキリコや、金沢の「百万石まつり」がイメージされますが、春先から梅雨入り前のこの時期にも伝統のお祭りがたくさんあります。
七尾の「青柏祭」、美川の「おかえり祭り」、山代温泉の「菖蒲湯まつり」など。小松の「お旅まつり」もそうです。17世紀中ごろから続く祭りで、その中の見どころの一つでもある「曳山子供歌舞伎」は250年以上続く行事。今年は5月12日(金)~14日(日)に行われます。
加賀藩三代藩主の前田利常公が隠居した先が小松城だったのですが、このおかげで絹織物が奨励され、小松地区の大きな富をもたらしたそうです。京都の祇園祭や長浜の曳山祭を観たそれら絹商人が、『小松にも!』と思ったのでしょう。「お旅まつり」に奉納する形で始まったそうです。
って、「お旅まつりに奉納」ということは、元々別々のもの?
そう、「お旅まつり」そのものは、小松城下にあった菟橋神社と本折日吉神社の神輿をお城まで運び神事を行うというのが、はじまりなのだとか。神様が出向く、「旅する」わけだから「お旅まつり」なんですね。
祭りのクライマックスは、中日に8つの曳山が勢ぞろいする「曳山八基曳揃え」。夜にはライトアップもされ、とても幻想的です。でも実は、昼間に曳揃え会場に向かう曳山が、大勢の人によって向きを変え、運ばれていく姿も見ごたえがありますよ。
この曳山、一般の人でも曳き手として参加できるそうです。いまどきは、SNSにアップするために参加する方も多いのかもしれませんね。
町内の小さな神輿を担ぐ祭りもそうですが、観ているだけより、撮ってるだけよりも、参加するほうが祭りは楽しいものだと、、、あくまで個人の感想ですが。
写真は昨年の様子です。左側の曳山を大勢の人たちが一つになって曳いています。
その他の同じテーマ記事
日本列島横断の壮大なバイクラリーSSTR2024が開催。ゴールは千里浜!
“太陽を追い駆ける”という壮大なテーマをもとにした「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SS(続きを読む)
世界一長いベンチリニューアルイベント
志賀町の増穂浦海岸は、全長460.9mものベンチがあることで有名です。1987年に作られ、1989年(続きを読む)
【9/14・9/21開催】越美北線で福井を満喫! 子連れにおすすめ「自然体験ツアー」&地酒を飲み比べできる「酒蔵めぐりツアー」
こんにちは、金沢日和編集部です。 北陸新幹線の金沢〜敦賀区間が開業したことで、福井まで足を伸ば(続きを読む)
いい道の駅 のと千里浜 『WELCOME サマーバケーションフェア』
羽咋や能登の「いいモノ」がギュッと詰まった地元愛にあふれる『いい道の駅 のと千里浜』。夏休みに家族や(続きを読む)
心地よい音楽とグルメ、雑貨が集合! 「ハネノオト音楽祭」が10月13日(日)に開催
この秋、羽咋市で初めての大型音楽イベント「ハネノオト音楽祭」が開催されます。2024年に能登半島を襲(続きを読む)
かほくの海で夏の思い出づくり 「地引網」体験を8/13(火)・14(水)に開催!
スポーツを通じた地域創生活動に力を入れているかほく市。その一環として、道の駅高松周辺の浜辺にて地引網(続きを読む)
2500発の花火が打ち上がる! 羽咋史上最大規模の「復興花火in千里浜海岸」が8月4日(日)に開催
石川県羽咋市の、車で走れる砂浜として知られる千里浜海岸で、2500発もの花火が打ち上げられる壮大なイ(続きを読む)
無傷で生き残った日本一大きい七輪に注目。 『能登 食祭市場』にて「復興食祭ビアガーデン」を7月の毎週金・土曜に開催。
能登の食の魅力がぎゅっと詰まった『七尾フィッシャーマンズ・ワーフ 能登 食祭市場』。令和6年能登半島(続きを読む)
大人も子どもも楽しめるイベント『なかのと こどもまつり』が7月21日(日)に開催
去年に引き続き、今年も中能登町で『なかのと こどもまつり』が開催されます。元日の能登半島地震によって(続きを読む)