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金沢といえば加賀宝生! 全国から女性能楽師が集まって金沢で公演 幽玄な舞台「杜若」を鑑賞しました!(動画あり)

2019年12月27日(金) | テーマ/金沢の雑学

11月に石川県立能楽堂で開催された「女性能楽師による能楽公演事業 第二回 能における節供と花々」(沢鏡会 主催)に行ってきました。「空から謡が降ってくる」と言われる金沢で、日常とは違う時間をすごせました。
動画では以下より(Youtube)。

【凛とした姿が気持ちいい!】

能はたいへんゆっくりした動きで、正直なところ、鑑賞中に眠くなってしまう場面もあるのですが(眠くなったら眠ってもいいというアドバイスをくださる人もいます!)、演じる人にとっては呼吸を乱さず止まらなくてはいけないので、ものすごい力を使うはず。まだ演じる人が少ないと言われる女性能楽師の方たちは、皆さんスリムで着物を羽織ったお姿が凛々しいです! 能舞台もキレイで気持ちの良い空間でした。

【能面も能装束も豪華!】

能の演目「杜若(かきつばた)」では、私は後方の桟敷席から鑑賞しておりましたが、遠目にも能装束の美しさが伝わってきました。後でお聞きしましたが、金の糸を使った装束は、美術館などで保管されている貴重なものをお借りしての上演だったそうです! 演目の途中に舞台上で装束の着せ替えがあるのですが、大鼓や笛、掛け声などの演奏の中、その衣装が少しずつ変わっていく様子も楽しめました。

【世界最古の演劇】
能は「世界最古」の演劇と言われる日本独自の舞台芸術で、ユネスコ(世界無形文化遺産)に登録されています。
加賀藩前田家が宝生能を手厚く保護・育成したので、金沢で能といえば「加賀宝生」と言われるほど。私は金沢に移住するまで能を鑑賞する機会がなかったのですが、金沢の人は「昔見たことがある」「小さいときに見たことがある」という人が多いと感じます(個人調べ)。こういった文化は今も受け継がれているようです。
しかし、女性能楽師はまだ少なく、沢鏡会の代表・松田若子さんは「女性でも能を演じることができるということをもっと知ってほしい」と語っておられました。

私にとっては、能の世界をつくりあげている独特な音色とリズムが、この世とは違う世界へと誘ってくれているようでお腹から響く感じが好きです。演劇の魅力と同様、生の良さを感じることができると思います。金沢に訪れたら能の舞台はいかがでしょうか。私ももっと能について知りたいと思います!

【金沢の能 関連情報】
■沢鏡会(女性能楽師による能楽公演事業を主催する団体)
https://takukyokai.jp/

■金沢能楽会(加賀宝生の伝統を守り受け継ぐ団体)
http://www.kanazawanohgakukai.jp/

■石川県立能楽堂(兼六園近くに建つ、金沢の能楽の殿堂)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nougakudo/nougakudoutop.html

■金沢能楽美術館(金沢21世紀美術館の隣。加賀宝生に伝わる貴重な能面や能装束を収蔵展示)
⇒スポット情報ページ(金沢日和)

(文・撮影=石井)

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