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石川県民にはふつうでも他県では通じない?石川県・金沢のあるある5選

石川県で生まれ育つと、「これって全国どこでも同じでしょ?」と思っていたことが、実は石川だけの“あるある”だった……なんてことが、案外たくさんあります。今回は、他県の人にはあまり知られていない石川県・金沢のあるあるを、5つ集めてみました。あなたはいくつ「わかる!」となるでしょうか。

その1:「弁当忘れても傘忘れるな」

石川で暮らしているとたびたび耳にすることわざがあります。「弁当忘れても傘忘れるな」。お弁当を忘れるより、傘を忘れるほうが困りますよ、という土地ならではの教えです。

というのも、石川は全国でも指折りの雨が多い県。「朝は晴れていたのに昼から降りだす」など、1日の中で天気がころころ変わることもよくあります。冬になると雷もぐんと増えて、雷の日数は日本でもトップクラス。空を見て「降るかもしれんね」とつぶやくのは、石川県民のちょっとした習性かもしれません。

その2:7月1日は「氷室まんじゅう」を食べる日

7月1日が近づくと、金沢の和菓子屋さんの店先には、白・赤・緑の3色のおまんじゅうが並びます。これが「氷室(ひむろ)まんじゅう」。この日に食べると、夏を元気に乗り切れるといわれる縁起もののお菓子です。

由来は江戸時代にさかのぼるそう。昔、金沢には冬の雪や氷を夏まで保存しておく「氷室」という貯蔵庫があり、その氷を将軍へ献上していました。氷が無事に江戸まで届くようにと祈って、おまんじゅうをお供えしたのが始まりとされています。

▶︎もっと詳しく知りたいなら:7月1日に食べるもの|石川県・金沢で食される「氷室まんじゅう」とは?

その3:家の鍋といえば「とり野菜みそ」

石川の家庭でよく食べられるローカル鍋といえば、「とり野菜みそ」。かほく市の食品メーカー・まつやがつくる、味噌の鍋のもとです。これを溶かして、お肉と野菜をたっぷり煮るだけで、あたたかい一鍋ができあがります。

おもしろいのが名前です。「とり」とありますが、実は鶏肉のことではなく、「野菜や栄養をたっぷり“摂る”」という意味なのだそう。ルーツは江戸時代の北前船にあるといわれ、長い航海を乗り切るために考えられた味噌がもとになっているのだとか。

その4:カレーで思い浮かぶステンレスのお皿

石川で「カレーを食べに行こう」というとき、頭に浮かぶのは、あのちょっと特別なカレーかもしれません。銀色のステンレスのお皿に、こってり濃いめのルー。その上にカツがのって、ソースがかかり、はしっこには千切りのキャベツ。そして、フォークか先割れスプーンで食べる。これが「金沢カレー」です。

言われてみれば「なんでフォーク?」「なんでキャベツ?」と、不思議がいっぱい。でも金沢市民にとっては馴染みのある光景なんです。

▶︎もっと詳しく知りたいなら:カレー大好き石川県民。都道府県別カレー店数が全国No.1の理由。

その5:つるつるの道は「きんかんなまなま」

最後は、言葉のあるあるです。冬の朝、雪が踏み固められて道がつるつるに凍っていることを、石川の方言で「きんかんなまなま」といいます。「きんかんなまなまになっとるさけ、気ーつけて(つるつるだから気をつけてね)」という具合に使います。

金柑(きんかん)の皮が、新しいものほどつるつるしていることから来ている、といわれています。なんともかわいらしい響きですよね。近ごろは道路の融雪装置が増えて、道が凍ることも少なくなり、この言葉を使う人もだんだん減ってきました。「おじいちゃんおばあちゃんが言っていたなあ」というくらいの人も、いるかもしれません。

▶︎もっと詳しく知りたいなら:金沢の方言(金沢弁)シリーズ一覧

金沢日和編集部
金沢日和編集部

いかがでしたか? 石川県民にとっては当たり前……かと思いきや、時代の流れとともに失われていく「あるある」もあるかも?分からなかった方もぜひ、昔ながらの石川のあるある話を楽しんでくださいね。

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