『Art Shop月映』遠藤加央里展

見る人の心を優しく包み、日常にポジティブな力を与えてくれる陶作品。

暮らしの中にアートを取り入れ「作品の世界観と空間や時が重なることから生まれる豊かさを届けたい」との思いで、金沢にゆかりのある若手作家による工芸作品を紹介する『Art Shop月映』。

５月の企画展は、遠藤加央里。2020年4月にArt Shop 月映の新人アーティスト展に参加、2年後になる今回の企画に発展し、今後も大いに期待される気鋭の陶芸作家だ。遠藤は、北欧の陶芸家の作品に刺激を受け、陶芸による絵画的な表現を自身の軸として制作。具体的なものを描くというより、抽象的なかたちにこだわり、作品を見た人がその色や形態から、自らの思い出や感情を思い出すことを意識しているという。同じ作品をみても、思い出す出来事は人それぞれ。ただ、おそらくは、自身が忘れていた楽しかったことや、嬉しいという気持ちさえつかないような淡い喜びが湧き上がるあろう。見る人の心を優しく包み、日常にポジティブな力を与えてくれる、そんな優しさこそが真骨頂だ。

鮮やかな新緑の生命力のように、みずみずしい作品のチカラに触れてみてはいかがだろう。
　

開催期間

［開催中］2022年5月1日㈰～5月22日㈰

開催時間

10:00～18:00（最終日は16:00まで）
5月中旬には、ウェブで作品を掲載する予定。
作品掲載ページはこちら

作家在廊日　
5月1日（日）終日　
5月8日（日）終日　
5月22日（日）13:00～

休日

月曜、火曜(5/3は開場)

詳細・備考

遠藤加央里　
1998年　東京都立川市生まれ
2021年　金沢美術工芸大学 工芸科 卒業
2022年　金沢美術工芸大学 大学院修士課程 工芸専攻 陶芸コース 在学中

開催場所

Art shop月映（金沢市安江町18-10 ）

問い合わせ先

Art shop月映
TEL／076‐256‐5371