金沢アクセス完全ガイド|新幹線・飛行機・車・バスでの行き方
金沢の行き方は、主に「新幹線・鉄道」「飛行機」「高速バス」「車(自家用車)」の4種類があります。
どの交通手段がベストかは、出発地点がどこか、「費用」「総移動時間」「乗換の有無」の何を重視するかによって変わります。
本記事では、「金沢を観光したい」「出張で金沢に行くことになって…」と、金沢への来訪を予定している方に、全国の主要な出発地から金沢への行き方や、アクセスする場合のおすすめ最短ルートをご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
金沢への行き方・交通機関の選び方
金沢へ行く交通機関は、主に「新幹線・鉄道」「飛行機」「高速バス」「車」の4つがあります。
中でも最もポピュラーなアクセス方法が北陸新幹線です。北陸新幹線の沿線の地域(東京・上野・大宮・長野・富山など)であれば、金沢まで乗り継ぎなしで行けます。駅(新幹線の経由地)に近い出発地なら、最初に検討したい手段です。
→【方法1】新幹線・鉄道を使う
空港へのアクセスが良い場合、「飛行機」も選択肢に上がります。
羽田・札幌・福岡・沖縄からは、石川県の主要空港である小松空港への直行便が出ています。羽田空港から小松空港へのフライトは1時間・1万円程度(時期や割引によって変動)のため、新幹線よりも短い移動時間で石川県に行けます。
ただし、小松空港から金沢への移動には別途費用・時間がかかるため、空港での待ち時間も含めた総移動時間・総費用での検討が必要です。
→ 【方法2】飛行機を使う
旅費をなるべく安く抑えたいなら、「高速バス(夜行バス)」もあります。
長距離走行になるケースが多いため、体力に自信があるなら検討しましょう。
→【方法3】高速バス(夜行バス)を使う
石川県の近隣(富山・福井など)から金沢へアクセスする場合や、自分のペースを最優先に移動したい場合は「車」が便利です。
→【方法4】車を使う
「出発地(都市)からベストな行き方を調べたい」場合は、最後に【主要出発地(都市)からおすすめの行き方】を紹介しています。
【方法1】新幹線・鉄道を使う

金沢へ観光に訪れる際、最も多く利用されている王道の交通手段が新幹線です。金沢市の観光調査では、およそ57%の人が新幹線を使って金沢を訪れています(参考:令和6年金沢市観光調査結果報告書)。
北陸新幹線の停車駅(東京・上野・大宮・長野・富山)からは乗り継ぎなしで金沢駅に行けます。停車駅が近隣にない場合は、〔最寄り駅〕→〔北陸新幹線の停車駅〕→〔金沢〕が最短ルートです。
【出発エリア別新幹線・鉄道ルート】
1.東京・首都圏から(北陸新幹線:かがやき/はくたか)

- 東京、上野、大宮(埼玉)、高崎(※「はくたか」のみ)から金沢駅へ北陸新幹線〔かがやき/はくたか)一本で行けます。
- 所要時間の目安:約2時間半〜3時間(列車種別・停車駅で変動)
-
料金の目安:指定席で14,000円台(時期・割引で変動)
2.関西・京都方面から:敦賀乗り換え(サンダーバード→〔敦賀〕→北陸新幹線)

- 京都、大阪、新大阪から敦賀駅へサンダーバードまたは在来線を使って移動し、敦賀駅から北陸新幹線(つるぎ/かがやき/はくたか)に乗り換えます。
- 所要時間の目安:約2時間〜2時間半(列車種別・停車駅で変動)
- 料金の目安:指定席で9,000円台(時期・割引で変動)
3.名古屋方面から:敦賀乗り換え(しらさぎ→〔敦賀〕→北陸新幹線)

- 名古屋駅から敦賀駅へJR特急しらさぎ(または在来線/他特急列車)を使って移動し、敦賀駅から北陸新幹線(つるぎ/かがやき/はくたか)に乗り換えます。
- 所要時間の目安:約2時間半〜3時間(列車種別・停車駅で変動)
- 料金の目安:指定席で9,000円台(時期・割引で変動)
4.近距離ルート(北陸新幹線/在来線でシンプル)
- 富山・福井など近隣の県からは、北陸新幹線や在来線で金沢駅へ向かいます。
- 速く着きたいなら北陸新幹線、安く済ませたいなら在来線(所要時間:1時間〜1時間半程度、料金は新幹線の半額程度)がおすすめです。
- 所要時間の目安(新幹線利用):約30分(列車種別・停車駅で変動)
- 料金の目安(新幹線利用):指定席で3,000円台(時期・割引で変動)
【方法2】飛行機を使う

金沢に直結する新幹線・鉄道がない地域や、本州以外の地域の場合は、飛行機が最速です。
飛行機で金沢へ行くなら「小松空港」へ
飛行機を利用して金沢へ行くなら、石川県のメインの空港である小松空港に向かいましょう。
羽田空港(東京)、千歳空港(札幌)、福岡空港(福岡)、那覇空港(沖縄)から小松空港への直行便が出ています。

直行便がない地域から出発する場合は、〔最寄りの空港〕→〔羽田空港〕→〔小松空港〕のように直行便がある別の空港で乗り換える必要があります。発車時刻や便数の詳細は小松空港の公式サイトを参照してください。
金沢駅へは「小松空港リムジンバス」を使おう
小松空港から金沢までは距離があるため、交通機関を利用しましょう。
おすすめは、小松空港のリムジンバス。航空機到着後の約15分後に出発し、所要時間:約45分/料金:大人1,300円で金沢駅まで乗車できます。
バスの利用に予約は不要ですが、券売機がある停留所は乗車券の事前購入が必要です(※金沢駅以外の金沢市内停留所から乗車の場合は車内で精算)。
乗車券は小松空港の券売機、金沢駅にある北陸鉄道チケットセンター、北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店で購入できるほか、のりまっし金沢のアプリではデジタルチケットが購入できます。
詳しくは北陸鉄道や小松空港の公式サイトをチェックしてください。
◼️小松空港リムジンバスの時刻表・運賃・のりば情報(北陸鉄道公式サイト)
【方法3】高速バス(夜行バス)を使う

高速バスは、他の交通機関と比べて料金が安いことが最大のメリットです。また、夜行バスであれば午前6時〜8時ごろには金沢駅西口に到着することが多いため、早朝から金沢を散策できる点も魅力です。少々窮屈な思いをしても、旅費をなるべく抑えたい学生や若者にとっては便利な交通手段といえるでしょう。
ただし、長時間同じ体勢となるため身体への負担が大きく、お手洗いに行けるタイミングが限定的などのデメリットもあります。料金だけで即決せず、慎重に検討しましょう。
【高速バスの料金目安】(時期・割引・バス会社・社内設備によって変動)
- 東京から|料金目安:4,000円〜9,000円台
- 大阪・京都から|料金目安:3,000円〜5,000円台
- 新潟から|料金目安:5,000円台
- 岐阜から|料金目安:4,000円台
- 三重から|料金目安:6,000円〜7,000円台
- 愛知から|料金目安:3,000円〜5,000円台
- 宮城から|料金目安:9,000円台
【方法4】車(自家用車)を使う

中部住まいなら、自家用車も選択肢です。富山・福井からなら1時間〜1時間半程度で金沢に到着します。
ただし、金沢の主要な観光地を回りたい場合、「駐車場探し」に時間を取られる可能性があります。特に休日やイベントがある日は混雑しやすく、満車になってしまうことも。
金沢に着いたら、大きめの駐車場に車を置いて、バス・徒歩での観光に切替えることも検討しましょう。
観光しやすい金沢の有料駐車場一覧
金沢の主要な観光地(金沢駅・近江町市場・兼六園・金沢城・21世紀美術館など)に行きやすい有料駐車場について紹介します。
【金沢駅周辺】
- 金沢駅東駐車場(公式サイト)
- 収容:352台/24時間営業
- 料金目安:24時間ごとの上限1,200円
- 金沢駅西口時計駐車場(公式サイト)
- 収容:1,500台/24時間営業
- 料金目安:24時間最大1,500円
【近江町市場〜金沢駅の中間】
- 武蔵地下駐車場(公式サイト)
- 収容:194台/入出場 7:00〜23:00
- 料金目安:30分無料、以降30分100円/24時間ごとの上限800円
【香林坊・片町(中心繁華街)】
- 香林坊地下駐車場(公式サイト)
- 収容:東急ビル側175台/24時間(年中無休)・アトリオビル側382台/7:30~22:30
- 料金目安:30分150円(=60分300円)、店舗利用による割引(大和・アトリオ・クラソプレイス等)がある
【兼六園・金沢城・21世紀美術館方面】
- 石川県兼六駐車場(公式サイト)
- 収容:普通車480台/24時間利用可
- 料金目安:最初1時間350円、以降30分150円/夜間(22:00〜8:00)1泊最大1,060円
【兼六園〜21世紀美術館の中間】
- 金沢市役所・美術館駐車場
- 収容:319台/8:30~23:00
- 料金目安:基本30分350円、追加30分150円
無料で使える金沢の「パーク&ライド」駐車場
郊外に車を停めて、電車やバスで中心部へ入る「パーク&ライド」があります。
金沢市のパーク&ライド駐車場として、「東金沢駅西口」「森本駅東口」の駐車場が挙げられています。これらは休日(土日祝・12/29〜1/3)は無料で利用できます。
- 東金沢駅西口 収容数:110台
- 森本駅東口 収容数:23台
また、ゴールデンウィークなど混雑が見込まれる時期には、無料で駐車できる臨時のパーク&ライド駐車場が開設されることがあります。詳しくは金沢市の公式サイトをチェックしてください。
冬場は積雪・凍結の対策を
北陸の冬は厳しく、積雪や路面の凍結があります。
高速道路利用時は、冬用タイヤ装着・チェーン携行の呼びかけがあります。装備なしでの走行は危険で、法令違反となる場合があるため注意が必要です。
出発前は必ず気象・交通情報を確認し、状況によっては当日の旅程の変更や取り止めも視野に入れておきましょう。
出発地(都市)別|おすすめ手段早見

※料金は 片道/大人/目安。鉄道は指定席基準。飛行機・高速バスは日程等で大きく変動するため 幅表記にしています。
首都圏
【東京 → 金沢】
- ◎電車:北陸新幹線(かがやき/はくたか)直通|約2.5〜3時間|14,000円台
- △飛行機:羽田 → 小松空港 →(リムジンバス)→ 金沢駅|飛行約1時間+バス約45分|航空券10,000円台〜+バス1,300円
- △夜行バス:東京(新宿・東京駅方面)→ 金沢駅西口|約8〜10時間|4,000円台〜12,000円台
【横浜 → 金沢】
- ◎電車:新横浜 → 東京 → 北陸新幹線 → 金沢|約3〜3.5時間|14,000円台
- △夜行バス:横浜(発)→ 金沢駅西口|約8〜10時間|4,000円台〜12,000円台
中京
【名古屋 → 金沢】
- ◎電車:名古屋 →(特急しらさぎ)→ 敦賀 →(北陸新幹線)→ 金沢|約2.5〜3時間|8,000円台〜9,000円台
- △高速バス:名古屋 → 金沢(駅周辺)|約3.5〜4.5時間|3,000円台〜7,000円台
関西
【京都 → 金沢】
- ◎電車:京都 →(サンダーバード等)→ 敦賀 →(北陸新幹線)→ 金沢|約1.8〜2.2時間|7,000円台〜8,000円台
- △高速バス:京都 → 金沢|約4.5〜6時間|3,000円台〜7,000円台
【大阪 → 金沢】
- ◎電車:大阪(新大阪)→(サンダーバード等)→ 敦賀 →(北陸新幹線)→ 金沢|約2.2〜2.8時間|9,000円台〜10,000円台
- △高速バス(大阪経由の乗換想定):大阪 → 金沢|約5〜7時間|3,000円台〜8,000円台
【神戸(三宮周辺) → 金沢】
- ◎電車:三ノ宮 → 大阪(新大阪)→ 敦賀 → 北陸新幹線 → 金沢|約2.8〜3.5時間|10,000円前後
- △高速バス:神戸 → 金沢|約5.5〜7.5時間|3,000円台〜8,000円台
北陸(近距離)
【富山 → 金沢】
◎電車:北陸新幹線 直通|約20〜25分|3,000円台
【福井 → 金沢】
◎電車:北陸新幹線 直通|約25〜40分|3,000円台後半
東北・中国(乗り継ぎ前提)
【仙台 → 金沢】
- ◎電車:仙台 →(東北新幹線)→ 東京 →(北陸新幹線)→ 金沢|約3.5〜4.5時間|22,000円台〜
- △夜行バス:仙台 → 金沢(直行または乗継)|約8〜10時間|7,000円台〜14,000円台
【広島 → 金沢】
- ◎電車:広島 →(山陽新幹線)→ 新大阪 → 敦賀 →(北陸新幹線)→ 金沢|約4〜5時間|17,000円台〜
- △夜行バス:広島 → 金沢(直行または乗継)|約9〜11時間|6,000円台〜14,000円台
北海道・九州・沖縄(飛行機が軸)
【札幌(新千歳) → 金沢】
◎飛行機:新千歳 → 小松空港 →(リムジンバス)→ 金沢駅|飛行約1.5〜2時間+バス約45分|航空券15,000円台〜+バス1,300円
【福岡 → 金沢】
◎飛行機:福岡 → 小松空港 →(リムジンバス)→ 金沢駅|飛行約1.5時間前後+バス約45分|航空券12,000円台〜+バス1,300円
【沖縄(那覇) → 金沢】
◎飛行機:那覇 → 小松空港 →(リムジンバス)→ 金沢駅|飛行約2〜2.5時間前後+バス約45分|航空券15,000円台〜+バス1,300円
金沢への行き方・移動手段についてよくある質問
Q1. 金沢へ行くなら、結局どの交通手段が一番おすすめ?
出発地はどこなのか、「費用」「総移動時間」のどちらを重視するかによって変わります。
出発地別では、首都圏・北陸新幹線沿線なら「新幹線」。
遠方(北海道・九州・沖縄など)なら「飛行機+小松空港→バス」がおすすめ。
旅費を抑えたいなら「高速バス(夜行)」。
近県で郊外も回るなら「自家用車」がおすすめです。
Q2. 金沢までの交通費をお得にする方法は?
「ネット限定を探す」「宿とセットを探す」「早めに予約する」の3つです。
新幹線・鉄道を利用する場合、JR公式のネット予約(例:e5489=JR西日本の予約サービス/えきねっと=JR東日本の予約サービス)で、早期購入向けの割引きっぷ(席数限定)が出ることがあります。確保できれば、通常の値段よりも数千円安くなることもあるためお得です。
飛行機は航空券+宿のセット予約(交通と宿をまとめ買いするプラン)でお得になるケースが多くあります。高速バスは予約が早いほど安くなる傾向があるため、早いうちの予約がおすすめです。
※安いプランほど変更・払い戻し条件が厳しいことがあるので、日程が固まってから選ぶのが安全です。
Q3. 小松空港から金沢駅までは、どう移動するのが楽?
わかりやすいのは、小松空港から金沢駅に直で行ける小松空港リムジンバスです。
空港から金沢市内までは距離があるため、到着後はバス・タクシー・電車など交通機関の利用が前提になります。運行状況や乗り場については公式の案内を確認してください。
Q4. 高速バス(夜行バス)はどう選べば良い?
向いているのは、旅費を抑えたい人と、朝から動きたい人です。
一方で、長時間同じ姿勢になりやすいため、体力的にきつい場合もあります。価格だけで即決せず、シートのグレード(3列・4列)や休憩回数も含めて選ぶのがおすすめです。
Q5. 車で金沢観光はあり?市内は運転しにくい?
車は便利ですが、中心部は駐車場探しに時間がかかることがあります。
また、市内でイベントが開催されているなど混雑している日は渋滞気味になることも。
おすすめは、駅周辺や中心部の大型駐車場に停めて、徒歩+バスに切り替える方法です。
Q6. 金沢中心部に「無料で1日停められる駐車場」はある?
中心部では、終日無料の駐車場は基本的にない前提で動いた方が安心です。
郊外に停めて公共交通で入る「パーク&ライド」もありますが、郊外から中心部に移動する際には電車やバスなどの交通機関を利用する必要があります。
GWなどの繁忙期には、臨時施策(期間限定)で駐車場が無料開放される場合もあるため、市の公式サイトをチェックしておきましょう。
※掲載されている情報は、2026年2月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。










