ひまわり村
2015年7月23日(木) | テーマ/ニュース
春の桜はもちろんのこと、菜の花やチューリップやつつじ、夏はアジサイやひまわり、秋はコスモスやススキなど、なんとなく車を走らせていると、あたり一面、見渡す限りに花が咲き誇っている風景に出合うことはありませんか? あたりまえの話ですが、花が咲いているということは、誰か、種を蒔いた人たちがいるわけで、そんな風景に出合うと、そうした人たちの心の豊かさに、こちらまで晴れやかな気持ちになります。
今回ご紹介するのは、河北郡津幡町にある『ひまわり村』。ふるさとの水と土へのいつくしみと、農業への親しみを体験してもらうため、保育園児たちが種蒔きをして、平成7年に開村。翌年には1.0ヘクタール、翌々年には2.3ヘクタールに拡大。今ではなんと35万本ものひまわりが、約2万3000平方メートルの敷地一面を覆い尽くす、ちょっとしたレジャースポットになっており、河北の夏の風物詩となっています。
昨日7月22日の段階で約1割程度の開花。明日24日の開村式では3割程度、満開は29日頃と予想されており、この週末は、多くの家族連れで混雑することが予想されます。ひまわりでつくった巨大な迷路をはじめ、近くには特産品の直販所などもあるので、ご興味のある方はぜひ足を運ばれてみてください。
ちなみに、この『ひまわり村』がある場所は、石川県の中部にある、古くは蓮湖、大清湖と呼ばれていた河北潟(潟湖)を干陸化したところ。元々は稲作を想定していたようですが、今では、レンコンやスイカ、キャベツ、麦、大豆などの大規模栽培や酪農が盛ん。農家が集まって、農業用のポンプや水路、農地などを管理、手入れをし、豊かな農村を守っている「干拓土地改良区」としても注目を集めています。
掲載させていただいた写真は、昨年開催された「河北潟の自然を獲ろう! フォトコンテスト」で推薦作品に選ばれた、内灘町の西真由子さんの「ひまわり村のmagic night」という作品。とても幻想的な一枚です。
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