太鼓の里
2015年9月10日(木) | テーマ/エトセトラ
バラフォン、タムタム、バーヤ、モッコ、ダウル、ジャグー、トンコ、アタバーキ、タンボラ・・・。なんのことだかわからない方がほとんどだと思いますが、これらはすべて、世界にある「打楽器」の名前。こんなにも多くの種類の打楽器があることを知ったのは、今回ご紹介する白山市の『太鼓の里 体験学習館』に行ったことがきっかけでした。
同館は多くの人たちと打楽器の楽しさを共有することを目的に1988年に開館。アフリカ、中東、アジア、アメリカ、日本など、世界中から蒐集した打楽器がおよそ100品も展示されており、館内はさながら博物館のよう。各地域地域で、どのような歴史を辿って打楽器が使われ、発展したのか、そうした詳細な説明とともに、実際のモノを目にできるので、その奥深い世界を直に感じることができます。
打つ、こする、振る。世界最古の楽器であるとされている打楽器には、国や民族の儀式や祭礼、芸能に欠かせないものだったこともあり、その国々の美的要素がぎゅっと凝縮されています。それらを見ているだけで、世界中を旅しているような気分になれるから不思議。いわば打楽器とは、その国や地域に暮らす人たちの「根っこ」に脈々と受け継がれた、文化のDNAのようなものなのかもしれません。
ちなみに、この『太鼓の里 体験学習館』は、慶長14年(1609年)に創業した和太鼓の老舗『浅野太鼓』によるもので、口径180cmの大太鼓「大和」を、本物のバチで叩くことができるのも魅力の一つとなっています。(叩けるのは和太鼓の一部のみ。展示されている世界の打楽器は観賞用で叩くことはできません)
ただ太鼓を販売するだけでなく「太鼓の里として全国からお客さんが集まってくるような場を作りたかった」とお話してくださったのは理事長の浅野昭利さん。その言葉通り、この『太鼓の里』には、体験学習館以外にも、和太鼓はもちろん、和太鼓関連グッズが充実するショールーム、和太鼓体験のできる練習場など、見て、触れて、楽しめる施設がたくさん揃っています。
太鼓を愛し、極め、それを伝え、継承するという志をもって作られた『太鼓の里』。驚きと発見いっぱいのスポットに足を運ばれることを強くおすすめします!
太鼓の里 浅野
http://www.asano.jp/
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