まちなかを流れる清流
2015年12月24日(木) | テーマ/エトセトラ

今日はクリスマス・イブですね。金沢のまちなかもイルミネーションで彩られ、賑やかです。この冬は暖かい日が続き、しかも青空も広がり、なんだか金沢の冬っぽくないですが。
今も昔も金沢の中心地と言われる場所は、犀川と浅野川という2つの川に挟まれた場所です。浅野川がたおやかな流れで「女川」、犀川が医王山を望む景色のスケール感から「男川」と呼ばれています。男女で表すのが正しいかどうかはここでは議論しませんよ。
工場などが少ない金沢というだけあり、どこぞやの国のようなこの世のものとは思えないような色をした川ではありません。季節になると長い釣竿を持って川に入っている人たちを見かけます。鮎の友釣りです。平日でも普通に釣糸を垂れている人がいらっしゃるのは不思議なのですが、その風景が、片町など中心街から徒歩数分のところで散見されます。もちろん、釣堀ではありません。まちなかでの釣りを楽しめるのも金沢の魅力の一つかもしれませんね。
釣りの時期は過ぎていますので、この時期は川に釣り人が入っているわけではありません。秋から冬にかけて川の中に立っているのは鳥たちです。獲物を狙っているのか、水の中のほうが暖かいからなのかはわかりませんが、川の中にポツンと白鷺が佇んでいることがあります。写真の日は、京都・鴨川河川敷のカップルではないですが、等間隔で川の中に数羽が立っていました。
観光スポットではないですが、金沢は「川」を巡って少し歩いてみるのもおすすめです。この時期は暖かい格好をして出かけてください。
犀川のある風景は金沢小景「犀川雪見橋」でもご覧ください。
※釣り人の写真は夏のものです。
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