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新春恒例といえば!

2016年1月7日(木) | テーマ/北陸のイベント

「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉があります。江戸時代はとりわけ「職人」を尊ぶ時代だったようですが、花形は大工、左官、鳶の三職で、羽織を着て火消しにあたり、火消しが終わると派手な絵模様を裏返し、町中を練り歩いた鳶は、まるでアイドルさながらの人気だったようです。

なかでも最も名を知られていたのが加賀藩お抱えの「加賀鳶」。その歴史は相当に古く、八代将軍吉宗の時代にはすでに組織されていたとか。以来、江戸の火事場を守ってきたのが加賀藩で、火事とあらば真っ先に駆けつけ、屋根に上って纏(まとい)を振るい、命を惜しまず、果敢に火消しにあたるその様を、庶民は羨望のまなざしで見つめていたに違いありません。

昨年の同コーナーでも紹介しましたが、その気風を示す儀式が、新春恒例の「金沢市消防出初式」で、今年は1月10日(日)10:00から金沢城公園の新丸広場で開催されます。

なんといっても、必見は無形民俗文化財にも指定されている「加賀鳶梯子登り演技」。梯子登りは江戸時代、高い場所から火事の状況や風向きを確かめたことが始まりで、さらには勇気や度胸をつけるための訓練にも行われていたようで、今では消防の重要さを訴える役割も担っています。

この3連休は寒さが本格化しそうですが、「寒の入り」の「出初式」こそ、金沢の冬の風物詩。その熟練の技と威勢のいいかけ声で寒さを吹き飛ばしてもらいましょう。観光の方はもちろん、まだ見たことのない地元の皆さんもぜひ。

写真提供:金沢市

金沢市消防出初式
http://test.kanazawabiyori.com/event/event_10239.html

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