年明けスタートは、7シーズンぶり。
2016年1月21日(木) | テーマ/エトセトラ

温泉や海の幸のイメージが強い冬の石川県ですが、ウインタースポーツも楽しめます。石川県内で今シーズン営業するスキー場は現在5か所。『白山一里温泉スキー場』『白山セイモアスキー場』『金沢市営医王山スキー場』『七尾コロサスキー場』『大倉岳高原スキー場』です。
徐々にゲレンデ数が減ってきており、市町村合併に伴って閉鎖したなど要因は様々ですが、スキー客が減少していることを物語っています。まだ自分が小さかった頃や『私をスキーに連れてって』のスキーバブルの頃、石川県内のスキー場でもリフト1時間待ちなんてことはありましたが、今ではほとんど待つことはありません。滑る側にとっては嬉しいのですが、スキー場にとっては死活問題です。
加えて今シーズンは暖冬で始まり、各スキー場の営業開始が7シーズンぶりに年明けになるという異例の事態。予定されていたスキー大会も中止や延期、県外のスキー場への会場変更などとなりました。
しかし、ここにきて急変。先行して10日に『白山セイモアスキー場』、15日に『白山一里温泉スキー場』、16日に『七尾コロサスキー場』がそれぞれオープンしたのに続き、先週末からの寒波のおかげで今週末までに全スキー場の営業開始が決まりました。
スキー場関係者はもちろん、スキー愛好家、スノーボーダーが待ちに待った雪です。ケガの無いように楽しんでいただきたいですね。
話は変わりますが、長野県や北海道などのスキー場は外国人がたくさんいます。極上のパウダースノーがお目当てらしいのですが、パウダースノーを楽しむためにゲレンデ外に(故意に)出て、遭難やケガをするというケースも増えているそうです。
残念ながら、石川県のスキー場の雪は「極上のパウダースノー」というわけではなく、どちらかというと水分が多い重たい雪。しかし、しかしなんです、この雪で上手に滑ることができるようになると、良い雪のゲレンデに行ったときには、自分がすごく上手くなった気分になれます。
それでも石川県でパウダースノーを楽しみたいという方、朝一番のゲレンデに出かけてみてください。数時間ですが、素敵なパウダースノーが待っていますから。
写真は何年か前の『白山セイモアスキー場』で。みなさん、ゲレンデ外は滑走禁止ですよ。
その他の同じテーマ記事
幻の駄菓子「金花糖」って知ってる? お雛様に飾って桃の節句をお祝いしよう。 【季節のトリビア】
雛祭りの際には、華やかな飾り「金花糖」について、今回は掘り下げていきます♪ 金花糖って何? (続きを読む)
「心がのってくる仕掛け」が盛りだくさん。『国立工芸館』で子どもと一緒に工芸を楽しもう。
一見硬そうな印象もある国立工芸館ですが、実は子どもたちにもっと足を運んでもらいたいと、「心がのってく(続きを読む)
【編集者とらこの金沢アート探訪】国立工芸館で開催中の「反復と偶然展」、おすすめです!
左上/「偶然」より、小川待子《Untitled》1993年、左下/「反復×偶然」より小松誠《Crin(続きを読む)
【北陸のインフルエンサーまとめ】北陸三県の魅力を発信する新登場のインフルエンサー3選
『金沢日和』では「石川県の情報を発信しているインフルエンサーを知りたい」という声に応え、地元インフル(続きを読む)
【個性派本屋さん特集】金沢初?!のブックカフェ『あうん堂』の店主本多さんが語るこれから目指すお店の姿。
【金沢ブックカフェの先駆け】 旧国鉄を51歳のときに早期退職し、ご自身の1万冊以上の本を元(続きを読む)