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加賀獅子舞

2016年9月1日(木) | テーマ/北陸のイベント

今日から9月に突入。黄金色に輝く稲穂が頭を垂れ、秋の気配が少しずつ感じられるこれからの季節、金沢のいたるところで行われる祭礼行事が、無形民俗文化財にも指定されている「加賀獅子舞」です。

「加賀獅子舞」の大きな特徴は、巨大な獅子頭と蚊帳、そして、棒振りの3つ。獅子頭は、白木のほか漆塗りで金箔を施したものがあり、頭上の角、大きな耳、渦巻状の眉、鋭くにらむ目玉、むきだしの牙など、その表情は迫力満点。笛、太鼓、三味線、尺八の囃子ほか、胴竹持ちや尾持ちがすべて入ることができる蚊帳は、牡丹と獣毛の模様に染められた麻布でできており絢爛豪華。そして、加賀獅子の最大の見ものといえる棒ふりは、各種武芸を芸能化したもので勇壮活発、もともとは日頃鍛えた技をみんなの前で披露するハレの演武でもあったようです。

そんな風にいろいろ調べてみると、金沢の獅子舞は、工芸、演芸、武芸が見事に融合した、総合エンターテイメントなんですね。金沢市内で観られる獅子舞のスケジュール(平成28年度版)がこちらに載っていますので、観光の方はもちろん、地元の方も、地域に根付いた民俗芸能として発展してきた「加賀獅子舞」をぜひ一度目にされることをおすすめします。

ちなみに、獅子舞は石川県内の各所で行われていますが、能登地方と加賀地方ではそのかたちが異なるんだとか。一般的に、加賀は勇壮で、能登はやさしい舞いといわれているようですので、その違いを見比べてみるのも一興かと。

写真提供:金沢市

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