来る3月13日（日）は「石川県知事選挙」と「金沢市長選挙」の投開票日。各メディアの報道も日増しに盛り上がりを見せる中、政策比較アプリ「石川選挙ナビ」が参考になると注目を集めている。

「石川選挙ナビ」は、石川県知事選の立候補予定者の政策をわかりやすく表示するアプリ。有権者は、地場産業や働き方・雇用、コロナ対策、行政サービスといった15の分野の政策を比較でき、政策は各候補者自身が随時更新する仕組みだ。

制作したのは、非営利の一般社団法人コード・フォー・カナザワ。市民自身がテクノロジーを活用して行政サービスの問題や社会課題を解決する「シビックテック」活動を推進しており、市民の課題を収集しその課題を整理・分析した上で課題解決につながるアプリやサービス提供も手掛けている。コロナ禍において飲食店を応援する「金沢テイクアウトマップ」や、ごみの収集日や分別が分かる「５３７４app（ゴミナシアップ）」などは利用する人も多いだろう。「石川選挙ナビ」については、中立の立場から有権者が複数の候補者の制作を一望し比較する環境が少ないという課題を解決するべく開発された。開発者の福島さんたちは「立候補予定者が複数いて、各候補者の制作を知るには、候補者それぞれのWEBサイトやチラシを見る必要がある。この現状をなくし、選挙に関心を持ってもらうのが狙い」と話し、政治への参画意識の薄れや投票率の低下に歯止めがかかることを期待する。

有権者はURLまたはQRコードにアクセスすると閲覧が可能になる。

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「石川選挙ナビ－石川県知事選版－
「石川選挙ナビ－金沢市長選版－