能美市の公園「和気あいあいの里」に隣接する森林で、自然環境を生かしたフィールドアスレチック施設の建設計画が進んでいる。フィールドアスレチックは、屋外に「ロープや丸太などを用いて作られたコース」を配置した画期的なアトラクション。森のなかにロープやワイヤー、ネットを張り、高さ十数メートルの木の上から滑車で滑る「ジップライン」をはじめ、さまざまなアスレチック遊具が楽しめる本格的コースを計画している。高い安全性能のもと、小学生からシニアの方まで自然のなかで目一杯体を使って楽しむことができる施設になる予定だ。

プロジェクトの中心は造園会社「北陸園芸」の代表・村本宏斗さん。「冒険気分で子どもたちが自然を駆け回って、思い切り体を動かせる場をつくりたい」との思いで事業をスタートした。荒廃した里山を整備すること、過疎化の進む地元に人流を生み出すこと、動物園や遊園地と連携し能美市で1日満喫できることを目的とし、能美市に賑わいを創出したいと願い、事業を推進してきた。

今秋オープンに向けて準備を進めているが、昨今の国外での情勢や、昨年から続くウッドショックの影響により予算が２００万上振れの事態に。「このままでは予定していた46のアトラクションの数を減らすしかない」との思いもよぎったが、なんとしてもそれは避けたい。子供たちや施設に期待してくれる人々のために、万全の状態でスタートしたい。その思いから、クラウドファンディングを開始した。

応援すると、リターンには特別価格でアスレチックをペアで楽しめるチケットや、手取フィッシュランドとコラボしたセットなど、子供、親子、友人、カップル等、様々な人が実際に楽しめるものが用意されている。石川県初のフィールドアスレチックの誕生を応援したいと、呼びかけには続々と賛同者が集まっている。

株式会社北陸園芸
住所／石川県能美市徳久町84番地

■目標金額
500,000円

■プロジェクト期間
2022年8月3日(水)～2022年9月30日(金)

■プロジェクトページURL
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「COREZO FAMILY FUNDING」にて、賛同者を呼びかけている。「COREZO FAMILY FUNDING」は、新たなモノづくりやチャレンジを地域の事業者や北陸を愛する人々とともに作り、育てる株式会社北國フィナンシャルホールディングスの子会社である株式会社COREZOのサービスだ。