震災被害が深刻な能登町の名産ブルーベリーを守る! 再建への一歩としてオンライン販売がスタート
2024年2月27日(火) | テーマ/ニュース
能登町柳田はブルーベリーの生産が盛んな地として知られており、なかでも『ひらみゆき農園』は、石川県最大規模のブルーベリー農園。オーナーの平美由記さんは、祖父母の代から続くこのブルーベリー農園をずっと守り続けてきました。しかし、能登半島地震によって、農園は山崩れや地割れに見舞われ、加工場も瓦が剝がれて水浸しになるなどの甚大な被害を受け、いつも通りの作業ができずにいます。
そんな平さんと農園を支援するために声をかけたのが、金沢の人気ドーナツ店『ウフフ』の代表志賀嘉子さんです。元々、農園のブルーベリーを使ったドーナツを製造販売していた縁から、商品のオンライン販売を代行したいと申し出ました。
一粒ずつ丁寧に手作業で収穫される完熟ブルーベリーは大粒で、口いっぱいに広がる甘味と酸味が評判。オンラインサイトでは、家庭で食べ切りやすい量のフローズンブルーベリーのほか、金沢の農園が加工を代行したジャムやソースが販売されています。もちろん、『ウフフ』の人気商品でもあるブルーベリードーナツやスコーンも購入できますよ。

地震の被害を受け、農園のブルーベリー収穫量は例年より大幅に減少する見込み。だからこそ、収穫できたものはできるだけ多くの人に届けたいと平さんは考えています。農場の再建に向けてクラウドファンディングもスタート。能登の貴重な産業であるブルーベリー栽培を守る動きが広がっています。
Information
■ひらみゆき農園
住所/石川県鳳珠郡能登町笹川イ2
電話番号/070-9001-7747
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