金沢観光の移動手段ガイド|バス・自転車(まちのり)・タクシー・車の選び方
金沢は、人気観光スポットが中心部(駅〜市街地〜文化ゾーン)にまとまっている街です。比較的短時間で多くのスポットを回れるのは、観光客にとっても嬉しいポイント。一方で、初めての金沢だと「どうやって観光地を回るのがベスト?」「県外から車でも入れる?」など気になることも多いのではないでしょうか。
この記事では、金沢市内観光の移動手段を 「バス・自転車・タクシー・車」の4つに整理し、選び方をまとめました。金沢への観光を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。
金沢の観光地を回る4つの交通手段(バス・自転車・タクシー・車)
金沢市内の観光地を回る手段は、主に「バス」「自転車」「タクシー」「車(自家用車・レンタカー)」の4つがあります。

初めて金沢に行く・金沢の定番スポットをとりあえず押さえたい方は、「城下まち金沢周遊バス」の利用がおすすめ。運賃は大人220円・小児110円(1乗車)で、効率的に観光スポットに足を運べます。
→【方法1】バスで回る(周遊バス/ふらっとバス/路線バス)
→【金沢市内1日フリー乗車券】(大人1人800円)の利用がお得
短距離をサクサク移動したい・バスが通らない細かい寄り道もしたい方は、アシスト付電動自転車をレンタルできる「まちのり」がおすすめ。1日パスは1,650円で、晴れの日の街歩きと相性が良い移動方法です。
→【方法2】自転車(公共シェアサイクル「まちのり」)で回る
悪天候の日・夜の移動・体力を温存したい・バスの本数が少ない郊外スポットに行きたい方は、「タクシー」がおすすめ。家族連れや、時間に余裕がない日程なら、タクシーに頼る選択肢を持っておくと安心です。
→【方法3】タクシーで回る
郊外(港方面など)も回りたい・家族で自由に動きたい方は、「車(自家用車・レンタカー)」が便利。
ただし、中心部は道が細く駐車場も混雑しがち。「中心部は駐車場に停めて歩く/郊外は車」と使い分けるのがおすすめです。
→【方法4】車(自家用車・レンタカー)で回る
【方法1】バスで回る(周遊バス/ふらっとバス/路線バス)
人気の観光スポットが集中する金沢の中心部では、バス+徒歩が利用しやすいです。特に「城下まち金沢周遊バス」は観光地同士をつないだバスで、初めての金沢観光の方にもおすすめです。
基本はこの「周遊バス」を利用し、混雑を避けたいときや目的地別にあわせて他のバスも活用するとスムーズ。また、対象エリア内の路線バスで利用可能な1日フリー乗車券を購入しておくと便利です。
【おすすめの使い分け方】
- 王道スポットをテンポよく回る:城下まち金沢周遊バス
- 細かい場所に行きたい:金沢ふらっとバス(ルート型)
- この店・この施設などピンポイント:一般路線バス(北陸鉄道/西日本ジェイアールバス)
なお、金沢のバスについて詳細(乗り方・支払い・金沢駅のりば・観光地別の行き方)を知りたい方は、別記事をご確認ください。
→「金沢のバス完全ガイド|周遊バス・乗り放題・金沢駅の乗り場・主要観光地への行き方」
城下まち金沢周遊バス|初めての金沢・王道の観光地をめぐる

「城下まち金沢周遊バス」は、主要観光地をつなぐ循環バス。右回り・左回りがあり、金沢観光の軸にしやすいのが特徴です。運賃は大人220円・小児110円。
混雑期は乗車待ちが出ることがあるので、時間に余裕を持っておき、代替手段(徒歩・タクシー・別のバス)も考えておくのがおすすめです。
◼️「城下まち金沢周遊バス」の時刻表・運賃情報は「北鉄バス公式サイト」をチェック
金沢ふらっとバス|小回りの効くコミュニティバス

「ふらっとバス」は金沢市のコミュニティバス。運賃は大人100円・小児50円で、周遊バスが止まらない細かなスポットにも寄ってくれます。
ルートが4つあり、それぞれ止まる停留所が違います。使える支払い方法もルートによって違うため、乗車前に確認しておきましょう。
一般路線バス(北陸鉄道/西日本ジェイアールバス)|行きたいスポットが決まっている

一般路線バスは、金沢市民も日常的に利用するバス。運賃は区間によって変化します。
ピンポイントに目的地を目指すなら、こうした路線バスもおすすめです。
また、中心地からやや外れた場所にある「石川県立図書館」などの観光スポットは「周遊バス」では行けないため、一般路線バスを使いましょう。
◼️路線バスの時刻表・運賃・路線図は「北陸鉄道公式サイト」でチェック
◼️路線バスの時刻表・運賃・路線図(西日本JR公式サイト)
この他にも、金沢ではさまざまなバスが走っています。
もっと詳しく知りたい方は「金沢のバス完全ガイド」を参照してください。
バスに乗るなら「金沢市内1日フリー乗車券」が便利
観光スポットめぐりにバスを活用するなら、「金沢市内1日フリー乗車券」の購入がおすすめです。
1日大人1人800円(小学生400円)で、対象エリア内の路線バスが1日乗り放題。先に述べた「金沢周遊バス」や「ふらっとバス」も対象です。また、フリー乗車券の提示で一部の施設は入館料が割引されます。
【販売窓口】
- 北陸鉄道チケットセンター
- 金沢駅東口バスターミナル北鉄グループ案内所
- 北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店 など
詳しくは別記事の【金沢のバス⑤】バスに4回乗るなら「1日フリー乗車券」がお得をご確認ください。
【方法2】自転車(公共シェアサイクル「まちのり」)で回る

観光地めぐりは近距離中心で考えている、バス待ちが嫌、バスの通らないスポットも自由に巡りたいという方は、公共シェアサイクル「まちのり」の利用がおすすめです。
「まちのり」は、市内100か所のポートで自転車をレンタル・返却できるサービス。電動アシスト付きなので、徒歩よりも楽に市内を移動できます。晴れた日であれば、金沢の街並みを気持ちよく肌で感じながら観光地を回れますよ。
「まちのり」の料金プラン
「まちのり」では、アプリに登録して利用する「会員プラン」と、販売窓口で購入する「1日パス」があります。
観光地をめぐるなら、その日いっぱいレンタルして1,650円の「1日パス」がおすすめです。
- 会員プラン(1回会員)|アプリを使って貸出・予約ができる
- 料金:最初の30分165円、以降30分ごとに165円加算
- 支払い方法:クレジットカード(デビット不可)、キャリア決済(ドコモ払い)
- 1日パス|借りた日の23:59まで利用可能/途中の返却は必要なし
- 料金:1,650円(30分を超えても追加料金なし)
- 支払い方法:現金(窓口によって他の決済方法もあり)
具体的な利用方法やサービスの詳細についてはまちのり公式サイトを確認してください。
まちのりサイクルポートの場所
貸出ポートの場所は、まちのり公式サイトや専用アプリから確認できます。
また、Webサイト/アプリ「のりまっし金沢」でも確認できます。
【方法3】タクシーで回る

「移動で体力を削らない」だけでも、観光の満足度が変わります。家族連れや、時間に余裕がない日程なら、タクシーに頼る選択肢も持っておきましょう。
タクシーの使い方は大きく2つあります。「ふつうのタクシー」で観光地まで(または帰路)を移動するか、「観光タクシー」の時間制・貸し切りプランで観光地をまとめて回るかです。目的に合わせて選びましょう。
通常のタクシー(メーター制)を状況に応じて利用する
タクシーを使えば初めての道も迷う心配なく、体力を温存できます。ただし、移動を全てタクシーにすると、どうしても料金が高くなりがち。
そのため、金額をなるべく抑えたいなら、タクシーは限定的に使いましょう。天候・体力・時間の都合に応じて、【駅→バス→観光地→タクシー→駅】など一部の区間にのみタクシーを利用するのがおすすめです。
目安として、金沢駅から主要観光地への所要時間・料金例が案内されています(交通状況やルートで変動・2026年2月時点)。
金沢駅 → 兼六園:約13分/約1,400円
金沢駅 → ひがし茶屋街:約10分/約1,300円
金沢駅 → 近江町市場:約5分/約700円
金沢駅 → にし茶屋街:約12分/約1,400円
観光タクシー(貸切・時間制)で王道スポットを短時間で回る
「観光タクシー」は、地元を知るドライバーに案内してもらいながら、決めた時間内で観光地を回れます。「初めてで土地勘がない」「短時間で網羅したい」場合に相性がいいサービスです。
特に金沢では金沢の観光・文化・歴史に詳しい認定ドライバーが案内する「かなざわ観光ガイドタクシー」があり、定番コースが用意されています。おすすめコースを利用した場合の特別料金例(※2026年2月時点の目安)として、1時間あたり:普通車6,000円/大型7,700円/特定大型(ジャンボ)8,000円となっています。
詳しくは公式サイトを確認してください。
◼️かなざわ観光ガイドタクシーの料金・コース・申込(公式サイト)
タクシーの予約・利用方法
金沢でタクシーを呼びたい・予約したい場合は、「GO」「S.RIDE」「Uber」「DiDi」などの配車アプリが利用できます。
また、タクシー会社に直接電話して予約する方法もあります。
石川県タクシー協会では、金沢交通圏の事業者・電話番号・サイトの一覧を公開しているため、参考にしてください。
※石川県タクシー協会自体は配車手配を行っていないため、予約の際は事業者に直接電話が必要です。
【方法4】車(自家用車・レンタカー)で回る

車は子ども連れや複数人なら、荷物の出し入れがしやすく、好きなタイミングで動けるのが強み。近隣の県在住なら、金沢へのアクセスも車で、観光地も車でそのまま回りたいという方も多いでしょう。
ただし、金沢の中心部は観光地が集まっている分、昼間は人も車も集中しがち。車で移動しながら何カ所もハシゴしようとすると、「駐車場探し」に時間を取られてしまいます。そのため、車を使って金沢に来た場合でも、中心部を観光する日は「バス+徒歩」を基本にするのがおすすめです。
車で観光地を回るときの注意点
「車だと駐車場探しに時間がかかる」といっても、子連れや高齢者連れでバスだけは厳しい、雨や雪で歩くのが大変など、どうしても車を使いたいときもあります。その場合は、次の動き方を意識すると失敗しにくくなります。
- 予定を詰め込み過ぎず、優先して行く場所を1〜2カ所程度に絞っておく
- 施設の開館時間を確認しつつ、混みやすい時間帯(昼前後)をなるべく避ける
- 近距離(徒歩で十数分程度)にある観光地は、いちいち車を出さずに「まとめ見」する
- 茶屋街・武家屋敷エリアは道が細いので、車で中へ入らず周辺に停めて歩く
また、回りたいスポットが郊外にあり、駐車場が広い&混雑が避けられると分かっているなら、むしろ車で回ったほうが楽です。行きたい観光地がどこにあるか、まわりに大きな駐車場があるかも踏まえ、車を利用してください。
観光地回りに利用しやすい駐車場の例
1)兼六園・21世紀美術館方面の拠点なら「兼六駐車場」
収容:普通車480台/利用時間:24時間
兼六園・金沢城公園(石川門)まで徒歩約3分。21世紀美術館も近い大型駐車場。
なお、公式ページから「金沢市駐車場案内」で空車状況を確認できます。
◼️兼六駐車場(公式サイト)
2)香林坊・広坂で「街なかに滞在」するなら「香林坊地下駐車場」
収容:557台/利用時間:アトリオ側 7:30〜22:30/東急側 24時間
香林坊エリアの拠点として使いやすく、収容台数も多めです。
◼️香林坊地下駐車場(公式サイト)
3)近江町市場に寄るなら「武蔵地下駐車場」
収容:194台/利用時間:7:00〜23:00
近江町市場周辺で使いやすい公営駐車場のひとつです。
◼️武蔵地下駐車場(公式サイト)
また、台数が20台以下の観光駐車場(例:長町観光20台、にし茶屋13台、東山観光15台、東山北7台など)は、休日・観光期は満車の可能性があります。大きめの駐車場に停めて、徒歩で訪ねることをおすすめします。
このほか、観光地に立ち寄りやすい大型駐車場の情報は以下の記事でもご紹介しています。
→「金沢アクセス完全ガイド|新幹線・飛行機・車・バスでの行き方」
金沢市内の交通情報についてよくある質問
金沢市内の交通手段について、よくある質問をまとめました。
金沢観光の移動手段は何が一番おすすめ?
行きたい観光地によっても変わりますが、初めての金沢なら「城下まち金沢周遊バス+徒歩」を中心に回るのが分かりやすくおすすめです。晴れた日に近距離を回るなら、公共シェアサイクル「まちのり」を利用すると小回りが利きます。
「まちのり」は予約できる?
会員プランは、予約すると20分間自転車を取り置きできます(20分以内に利用開始が必要)。
予約しない場合は、サイクルポートによって空車や満車が発生する場合もあります。借りる/返却する前に、サイクルポートの状況をアプリなどでチェックしておくのがおすすめです。
「まちのり」の1日パスと会員プラン、どっちが得?
短時間×数回なら会員プラン、長時間を1台で持ち歩くなら1日パスが向いています。「まちのり」をメインの移動手段にして観光するのであれば、1日パスがおすすめです。
金沢のタクシーを呼ぶとき、配車アプリは使える?
「S.RIDE」「DiDi」「Uber」「GO」などのアプリが使用できます。
金沢の中心部を車で回れる?
可能ですが、混雑期は駐車場が満車になることがあります。車だと入りづらいスポットもあるので、大型駐車場に停めてバス+徒歩の方が失敗はしづらいでしょう。車で回りたい場合は、必ず行きたい観光スポットは1〜2個程度に絞っておき、時間の余裕を持たせて動くのがおすすめです。

一言メモ
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(公開日:)










