渡るべきか、戻るべきか
2014年6月19日(木) | テーマ/金沢の雑学
「思案橋」というのは全国のいろんなところにあるようです。
『思案橋ブルース』なんて歌謡曲がありましたが、あれは長崎の思案橋。
「思案」というくらいだから、橋の手前で何事かの判断・決断に迫られるわけですが、そのほとんどは(あるいはすべてが)遊郭に向けて足を踏み出すべきか、それともおとなしく家路につくか――その二者択一が、この橋の名前の由来のようです。
写真にある思案橋は、金沢市の幸町、菊川2丁目、本多町1丁目と2丁目、これら4町がちょうど交わるところにあって、下を勘太郎川が流れています。
かつては本多家下屋敷内から外に向けて架かっていたらしく、本多家の人たちがはたして「にしの廓(にし茶屋街)に行くべきか、行かざるべきか」と思案に暮れたのかどうか……。写真の少年(学校帰り)はいっときの逡巡もなく、一気に橋を渡り切りました。
全国の「思案橋」情報をお持ちの方、ぜひ、こちらまでお寄せください。
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