【金沢の雑学・商店街編】昭和の風情が残るレトロな外観の建物が立ち並ぶ「尾山神社前商店街」
2022年8月9日(火) | テーマ/金沢の雑学

加賀藩祖・前田利家公と正室おまつの方を祀る尾山神社。そのお膝元にある「尾山神社前商店街」は開設70余年の歴史ある商店街です。
戦後間もなく、外地からの引揚者のために尾山神社の外苑であった地を借り上げ(後に買収)、木造長屋4棟が建てられました。当時は約100軒のうち、飲食店が6割を占め、日中は庶民的で親しみやすい雰囲気を醸し出していた一方、夜はネオン街として活気に満ち溢れていたそうです。
商店街には生活に特化した専門店を中心に、今もなお残る長屋や昭和の風情が残るレトロな外観の建物が立ち並んでいます。一方で、新しい感性が光る宿泊施設や飲食店なども続々と登場。金沢の今昔が溶け合い独自の魅力を発信するエリアです。
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