木虫籠
2014年8月21日(木) | テーマ/金沢の雑学
木虫籠と書いて「キムスコ」または「キムシコ」と読みます。金沢の町家の特徴である格子の割付が細かい出格子を指す言葉で、インドのベンガル地方の赤色顔料を用いたことから「弁柄(紅殻)格子」とも呼ばれます。
正式な木虫籠は、一間幅(1.8m)に70本以上の竪子(縦型の組子)が入り、その断面は等脚台形をなしていて、表(外)側の見付が広くなるように(つまり表側に底辺の長い面を)配置します。そうすることで家の内側から外はよく見えるのに、外から内が見えづらくなるのです。見た目の美しさだけでなく、プライヴァシーを守るなど機能面でも優れているわけです。
金沢が誇る茶屋街のシンボルともいえるこの木虫籠ですが、実は、正式なものはもう数えるほどしか残っていません。茶屋街観光の際は、この正式な木虫籠を探してみてください。
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