シリーズ金沢の坂 その2
2016年1月14日(木) | テーマ/金沢の雑学
今回は「帰厚(きこう)坂」を紹介。
浅野川に架かる天神橋のたもとから卯辰山花菖蒲園の正面までを結ぶ長い坂道で、一気に上ると息が切れる。慶応3(1867)年の卯辰山開拓時に造られたと石碑にあり、当初、上り口には鳥居が立っていたということです。
この坂は、途中、傾斜がほとんどなくなる部分を含む二段構えの坂道になっている。これを上から見るとスキーのジャンプ台のような趣。浅野川の向こうの町並みも見下ろせて、ホントに跳んだら(飛んだら)、さぞや気持ちがいいことでしょう。
写真は、坂道の途中、上部に架かった小さな橋「帰厚橋」の上から見た帰厚坂。金沢には男前な坂、美人坂、武骨な坂、忘れられた坂などさまざまありますが、これは男前な坂の代表格といっていいでしょう。
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