【新人社員タヌ田の現場レポート-6-】町家の風情とともに。がっつり和牛バーガーが楽しめる「SHOGUN BURGER」に行ってきました。

タヌ田


歴史感じる空間で、がっつりバーガー体験
お店があるのは、ひがし茶屋街の大通り沿い。観光中でもふらっと立ち寄りやすい場所にあります。築200年以上の町家をリノベーションした建物は、もともとは旅籠(はたご)として使われていたそう。釜土や井戸など、当時の名残をあえて残しているので、町家の趣をそのまま感じられる空間です。特に驚いたのが、かつて井戸があった場所にそのまま座席を設置していること。「えっ、この机、井戸なの!? 」と思わず声が出るインパクト。(フタを開けてみようとしましたが、当然のごとくビクとも動きませんでした…)

注目は限定メニュー「蟹と和牛のイタリアンバーガー」
今回いただいたのは、ひがし茶屋街店限定の「蟹と和牛のイタリアンバーガー(3,780円)」。
和牛の旨みに、香ばしい蟹とホクホクのじゃがいもを合わせたガレットが重なり、そこにピリッと刺激のあるトマトソテー。爽やかな赤紫蘇の香りと、生バジル、まろやかなサワークリームが加わって、ひと口ごとに味の表情が変わる、ちょっと大人なバーガーです。さらに熟成パルミジャーノと金粉があしらわれ、見た目のインパクトも抜群。金沢らしさ全開! 途中でレモンやハイサイ(オリジナルの味変調味料)を加えると、また違った味わいになって、最後の一口まで飽きることなく完食しました。

ガツンとくるボリューム「ダブルチーズバーガー」※写真右
ダブルチーズバーガー(2,380円)も一緒にいただきました。溢れ出る肉汁ととろけるチーズをシャキシャキレタスが受け止めてくれる、満足度の高いバーガーです。独自製法で焼いているという国産小麦のバンズは、ふんわりとした食感。ふんわりとは真逆の印象のお店の焼き印には、力強さを感じます。黒毛和牛を粗挽きしたというパティは、旨味が強いスネ肉を使用。筋は手仕事で取り除いているそうです。冷凍しない肉をオーダー後に丸め、熱々の鉄板で押し潰して焼く「スマッシュ製法」で提供された「旨味のかたまり」は、大満足の一言。

空腹で行きましたが、しっかりお腹いっぱいになるボリュームでした。食べ歩きや別の店にも立ち寄る予定がある方は、ハーフサイズ(880円〜※写真右)を選ぶことをおすすめします!

サイドメニューやドリンクも充実
バーガーに合わせるなら、ポテト&ドリンクセット(480円)がおすすめ。クリスピー感を重視した超極細ポテトは冷めても美味しいと評判だそう。なんとドリンクは飲み放題で、飲みきれなかった場合はフタ付きカップで持ち帰りも可能。さらに、金沢店限定の「能登ミルク×レモンピールのヨーグルトシェイク」も登場予定だとか。甘党としてはそっちも気になります…!

店内は1階がテーブル席、2階には座敷スペースもあって、落ち着いて食事が楽しめます。注文はタッチパネル式なので、人見知りの僕でも安心して注文できます(ありがたい!! )。

金沢らしさ満点の町家空間で味わう、がっつり和牛バーガーという意外な組み合わせ。けれど、この“伝統と新しさの同居”こそが金沢らしさ。まさに「伝統と革新」が融合した新しい食体験です。ひがし茶屋街に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください!

タヌ田

※掲載されている情報は、2025年9月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。










