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2025年11月更新【金沢の冬の味覚】石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店7選

一年を通して新鮮な魚介が楽しめる金沢ですが、冬の味覚といえばやっぱりズワイガニ。中でも「加能ガニ」や「香箱ガニ」といった石川県が誇るブランド蟹は、この季節ならではのごちそうです。今回は、地元でも評判の蟹料理が堪能できる名店を厳選してご紹介。茹で、刺身、焼きと、いろいろな味わい方で冬の金沢を満喫してみてください。

【2025年最新】金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店7選

北陸の冬の訪れを告げる味覚、それがカニ。石川県では、能登、金沢、橋立など県内の港で水揚げされたズワイガニのうち、基準を満たすオスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」としてブランド化している。さらに、加能ガニの中でも重さ1.5kg以上、甲羅幅14.5cm以上など、厳しい条件をクリアしたものだけが「輝(かがやき)」の称号を得る。

2025年の漁解禁は11月6日頃。立冬の前日にあたり、天候がよければ5日の夜から漁に出て、0時の解禁と同時に網を入れる。漁場が近い石川県では、カニを積んだ船がその日のうちに戻り、翌日には鮮度抜群のカニが並ぶ。

加能ガニは甘みがあり、ツメの先まで身がぎっしり。カニ味噌と絡めて食べればまさに至福。また、香箱ガニは上品な身に加え、濃厚な内子、プチプチとした外子の食感がたまらない。香箱ガニの漁期は年内までと短く、県外にはほとんど出回らない「地元の味」として知られている。今回は、そんな冬の味覚・カニを堪能できる、石川県内のおすすめ店をご紹介。観光で訪れる人も、地元の人も、ぜひこの冬しか味わえない旬のごちそうを楽しんで。

■金沢田村

【一年中】店主の熱いおもてなしが光る、国内外にファンがいる人気居酒屋割烹。

テレビや映画のロケ地として人気の梅ノ橋のたもと。橋の向こうは観光名所・ひがし茶屋街という絶好のロケーションにあり、芸能人がよく訪れることでも有名な「金沢田村」。店の一番人気は生きているズワイガニを使った極上メニュー。刺身、しゃぶしゃぶ、茹でガニなど多彩な調理法で提供されるほか、解禁時期には地元の香箱ガニやズワイガニを使った一品料理も登場。新鮮なズワイガニを一年中入手できるのは、取引先との関係性を大事にする同店ならでは。鮮度抜群の豊潤なカニの味わいは、金沢の夜を特別なものにしてくれる。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

コースのしめに提供される独自開発した田村うどんはネット購入するファンも多いそう。生麺ですが常温で日持ちするので保存食としてもおすすめです。

【おすすめのカニメニュー】
「かにしゃぶコース」27,000円(税込)※2名以上、前日までに要予約
【提供期間】一年中

― DATA -
■金沢田村
石川県金沢市並木町2-18
TEL/076-222-0517
営業時間/昼:11:30〜14:00(L.O.13:30) 夜:16:00〜22:00(L.O.21:30)
※コースは前日までに要予約※宴会(28名様まで)も可
※夜営業時は落ち着いた雰囲気を提供するために、10歳以下のお子様のご同席は原則お断りしております。
定休日/水曜※連休・祝日の場合は営業
席数/46席
(1階:カウンター8席・小上がり8席、2階:テーブル席3部屋)
駐車場/あり
※インボイス登録あり
『田村』の公式サイトはこちら

■魚菜と北陸の地酒 吟の小判

【〜3月末】北陸の新鮮魚介と地酒が自慢の美食居酒屋。

金沢駅兼六園口から徒歩3 分。平日から地元民で賑わいを見せる人気店。北陸の山海の幸を贅沢に使用した料理は、器や盛り付けなど細部にも徹底的にこだわり、舌の肥えた大人を唸らせる逸品が揃う。海鮮料理に定評があり、蟹のシーズンともなれば首都圏から通う人もいるほど。店内は、職人の手捌きが垣間見られるカウンター席の他、 半個室風のテーブル席、最大60名まで収容可能な座敷などバリエーションも豊富。特筆すべきは「黄金の茶室」をイメージさせる総金箔張りの個室。予約で埋まっていることも多いので事前予約がおすすめ。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

石川県のブランド蟹「香箱カニ」や「加能ガニ」を使った料理が大人気。11月から2月までのシーズン中は蟹を目当てに、地元の方や首都圏の常連さんで賑わうそうです。よく合う日本酒も多彩に揃っています。

【おすすめのカニメニュー】
「加能ガニ(焼き・茹で・刺し)」時価
【提供期間】11月7日(金)以降の提供開始~3/31(日)

― DATA -
■魚菜と北陸の地酒 吟の小判
石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢B1F
TEL/076-231-7877
営業時間/17:00〜24:00
定休日/日曜(祝前日の場合は営業)
席数/90席
駐車場/なし
『吟の小判』の公式サイトはこちら

■日本料理 弁慶|ホテル日航金沢

金沢駅から徒歩3分の贅沢空間で、冬の女王「香箱蟹」を存分に堪能。庭園を望む日本料理で極上の時間を。

金沢駅兼六園口からわずか徒歩3分、『ホテル日航金沢』の6階に佇む日本料理「弁慶」。数寄屋造りの上質な和の空間と、日本庭園の美しい眺めが非日常のひとときを演出する。今冬限定で提供される「香箱蟹会席」は、美しい盛り付けと繊細な味わいで、多くのファンを魅了する冬の名物。冬の日本海で水揚げされた香箱蟹を、姿盛り・茶碗蒸し・湯葉揚げ・蒸し寿司と多彩な調理法で味わえる。さらに寒鰤や能登の海鼠酢など、北陸の旬の味覚も織り交ぜた豪華構成だ。料金はお1人様22,000円。提供期間は2025年11月8日(土)〜12月28日(日)。ランチ・ディナーともに利用可能。冬の訪れを感じる食体験として、金沢ならではの蟹会席をぜひチェックしてみてほしい。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

金沢の冬といえば、やっぱり香箱蟹!「香箱蟹会席」では、香箱蟹をまるごと二杯使用。一杯分を堪能できる姿盛りをはじめ、茶碗蒸しや蒸し寿司など、随所で香箱蟹の美味しさを味わえる、まさに“金沢の冬の贅沢”。寒い季節ならではの味覚をたっぷり満喫できる、特別なひとときを。早めの予約がおすすめ。

【おすすめのカニメニュー】
「香箱蟹会席」22,000円(税込)
【提供期間】11月8日(土)~12月28日(日)
※「香箱蟹会席」の詳細はこちらから

― DATA -
■日本料理 弁慶(ホテル日航金沢6F)
石川県金沢市本町2‑15‑1(JR金沢駅兼六園口より徒歩3分)
TEL/076-234-5430
営業時間/11:30~14:00(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
定休日/不定休
駐車場/186台
『ホテル日航金沢』の公式サイトはこちら

■DINING TSUZUMI|ホテル金沢

【~12月末】和と洋、二つの“極み”で味わう冬の香箱蟹

百万石の冬を彩る『ホテル金沢』から、香箱蟹を主役にした2つのコースが登場。
ひとつは、加賀の伝統と四季の恵みを織り込んだ会席料理「冬彩 -TOUSAI-」。姿盛りの香箱蟹をはじめ、蟹身の手巻き寿司や鴨の治部煮、蟹餡かけ蕪蒸しなど、金沢ならではの旬を尽くした品々が並ぶ。器や盛り付けにも金沢らしい華やかさが薫り、冬の風情を五感で堪能できる。もうひとつは、フレンチやイタリアンの技法で香箱蟹を大胆にアレンジした「極 -KIWAMI-」。蟹と金沢甘えびのタルトレットや蟹のラザニア、ナージュ仕立てのメインなど、西洋の感性で引き出す“冬の女王”の新しい表情に出会える。和と洋、二つのアプローチで魅せる香箱蟹の饗宴。伝統と革新が響き合う、ホテル金沢ならではの冬の美食を楽しみたい。


編集部から</br>一言
編集部から
一言

どちらのコースも、香箱蟹の美味しさをさまざまな角度から楽しめる内容です。和でも洋でも、一口ごとに冬の訪れを感じられる満足感がありますよ。

【おすすめのカニメニュー】
■香箱蟹会席「冬彩 -TOUSAI-」10,000円(税込)
【提供期間】2025年11月7日(金)~12月28日(日)
予約はこちらから

■香箱蟹づくしのディナーコース「極 -KIWAMI-」10,000円(税込)
【提供期間】2025年11月7日(金)~12月28日(日)
※いずれも3日前までに要予約
予約はこちらから

― DATA -
■DINING TSUZUMI/ダイニング ツヅミ(ホテル金沢 1F)
石川県金沢市堀川新町1番1号 ホテル金沢1階
TEL/076-223-1201
営業時間/7:00~22:00(L.O.21:30)
席数/95席、個室1室(16名様まで可)
『ホテル金沢』の公式サイトはこちら

■活きな魚 地酒 座吟

【〜3月末】金沢駅から徒歩3分の立地で50名までの宴会も楽しめる大箱店。

金沢の名勝・兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」のモチーフを配した特別個室や、金箔を壁一面に貼り巡らせた豪華絢爛な空間の個室を完備。掘りごたつ式の個室も多く、カジュアルに食事を楽しめる。鮮度抜群の加能カニは事前に予約すれば刺身や焼き、茹でなど、希望の調理方法で味わえる。他にも郷土料理の治部煮や金沢おでん、能登牛のステーキ、能登もち豚の角煮、加賀野菜と海老の天ぷらなど、ご当地メニューも豊富。石川県の人気銘柄をはじめ、北陸の地酒も充実しているので、料理とのマリアージュを楽しもう。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

VIP個室は、兼六園をイメージした灯篭を楽しめる箱庭付き。最大8名まで利用いただける完全個室となっています。贅を尽くした蟹を、金沢らしさを楽しめる個室でいただ一夜は深く心に残るはず。接待や特別なおもてなしにいかがでしょう。

【おすすめのカニメニュー】
「加能ガニ(焼き・茹で・刺し)」時価
【提供期間】11月7日(金)以降の提供開始~3/31(日)

― DATA -
■活きな魚 地酒 座吟
石川県金沢市堀川新町2−48サンファーストビル2F
TEL/076-222-5556
営業時間/17:00〜24:00
定休日/日曜
席数/100席
駐車場/なし
『座吟』の公式サイトはこちら

■かま飯まんぷく

【〜3月末】九谷焼×地物蟹×金箔で彩る至福の蟹釜めしプラン、冬から春先まで限定登場!

石川県の伝統工芸「九谷焼」を器に、名産地・橋立産のズワイガニ一杯と香箱蟹を贅沢に盛り付けた“蟹プラン”が、『かま飯 まんぷく』(九谷満月内)で数量限定にて提供される。雄ガニのたっぷりの身、雌ガニの濃厚な内子・外子の絶妙な味わいを、金箔の輝きとともに堪能できる一皿だ。さらに、焼きガニには自家製香草バターなどで味変も可能。九谷焼の芸術性と北陸の冬の味覚が融合したこの釜めしは、炊き立ての「ひゃくまん穀」を使い、器の美しさまで楽しめる。家族連れでも訪れやすく、釜めし10種や豆皿料理、パフェも展開されており、食の体験としても満足度が高い。予約は3日前まで、ズワイガニのサイズアップ・金箔オプションも相談可能。秋の深まりとともに、冬の味覚・蟹の季節が到来。旬の香箱蟹とズワイ蟹の贅沢な味わいを堪能しよう。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

釜めし専門店ならではのこだわりが光る“夫婦蟹料理”。加賀の地で味わう、九谷焼や金箔の華やかさと地物蟹の旨みが詰まった贅沢なひと皿は、冬のおでかけの楽しみを一段と深めてくれる。

【おすすめのカニメニュー】
「蟹プラン」ズワイガニ一杯+香箱蟹盛り(サイズアップ・金箔オプション別途)
※入荷状況により内容変更の可能性あり。詳細は店舗へお問い合わせを。
【提供期間】2025年11月中旬〜2026年3月末(※要予約/3日前まで)

― DATA -
■かま飯まんぷく
石川県加賀市中代町ル95-2 九谷満月1F
TEL/0761-77-2123
営業時間/カフェメニュー 8:30〜16:30
食事メニュー  10:30〜14:30
定休日/不定休
駐車場/あり
『かま飯まんぷく』の公式サイトはこちら
『かま飯まんぷく』のInstagramはこちら

■日本料理 雲海|ANAクラウンプラザホテル金沢

【〜3月20日(金・祝)】駅前1分、信頼のホテルで味わう、冬の主役。庭園を望む上質空間で“蟹づくし”の別格会席を。

金沢駅兼六園口から徒歩1分。観光にもビジネスにも抜群の立地にある『ANAクラウンプラザホテル金沢』の日本料理「雲海」では、石川産をはじめ、日本海の漁港で水揚げされたずわい蟹を、刺身や焼き、蒸しなど多彩な調理で味わえる贅沢な「極上の味わい 蟹づくし会席」をランチ・ディナーで提供(前日まで要予約)。提供期間は2025年11月7日(金)〜2026年3月20日(金・祝)。駅前の利便性と、庭園を望むしつらえが紡ぐ“金沢らしさ”の中で、冬の王者・ずわい蟹を贅の限りに堪能できる。気軽に楽しめる「蟹の陶板焼き膳」も同期間で用意。さらに、「蟹づくし会席」を夕朝食とセットで楽しめる宿泊プランもおすすめ。一回の滞在で金沢の冬の美味を存分に満喫できる。

編集部から</br>一言
編集部から
一言

12月末までは、前日までの要予約で香箱蟹会席もご用意。独特の内子(うちこ)外子(そとこ)の食感や蟹身の甘みにより地元で高い人気を誇る、香箱蟹づくしのこちらの会席もおすすめですよ。

【おすすめのカニメニュー】
「極上の味わい 蟹づくし会席」40,000円(税・サービス料込)/前日までの要予約
【提供期間】2025年11月7日(金)~2026年3月20日(金・祝)
※「極上の味わい 蟹づくし会席」「蟹の陶板焼き膳」の詳細はこちらから
※「蟹づくし会席宿泊プラン」の詳細はこちらから

― DATA -
■日本料理 雲海(ANAクラウンプラザホテル金沢 5F)
石川県金沢市昭和町16-3(JR金沢駅 兼六園口より徒歩1分)
TEL/076-224-9805(雲海 直通)
営業時間/11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日/水曜
席数/87席 駐車場/ホテル地下45台(有料)
『ANAクラウンプラザホテル金沢』の公式サイトはこちら

※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2025年10月29日)
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蟹(カニ・かに)についてる黒い粒々の正体は? 冬の味覚の王様を美味しく食べるコツをご紹介【季節のトリビア】

蟹(カニ・かに)についてる黒い粒々の正体は? 冬の味覚の王様を美味しく食べるコツをご紹介【季節のトリビア】

①そのカニは何のカニ? 世界には約5,000種類のカニが存在し、日本近海には1,000種類ほどが生息しているそうです。その中で食用として日本で流通しているのは、たったの4種類。ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニです。私たちの住む石川県で「カニ」といえば「ズワイガニ」。細く長い枝のことを「楚(スワエ)」といいますが、細く伸びた脚を持つ姿から「スワエガニ」と呼ばれるようになり、それが訛って「ズワイガニ」と呼ばれるようになったそうです。 ズワイガニは日本各地で獲れるため、産地によって名前が変わります。石川県では能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたズワイガニのうち、9cm以上の質の良いオスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」と呼んでいます。水揚げされる地域によって名前が変わるなんてどの地域でも愛されている証拠ですね。ちなみに、他の名称で有名なのは島根県や鳥取県の「松葉ガニ」お隣福井県の「越前ガニ」などがあります。 ②黒い粒々ついてますか? 魚市場やスーパーの鮮魚コーナーで、まだ元気に脚を動かしているカニたちの甲羅にブラックペッパーのような黒い粒々がついていて、気になった方は多いのではないでしょうか。 「なんか見た目が気持ち悪いし、あの子はやめておこう‥」と思った方、もったいないです!! あの黒い粒々は「美味しさの証拠」なんです。 黒い粒々の正体は「カニビル」という生き物の卵。魚の体液を吸って生きている生き物で、カニに寄生しているわけではないそうです。カニビルが卵を産みつけるのは、カニの甲羅が硬くて安定しているから。「カニビルの卵がついている=カニが脱皮してからの月日が経っている」ことを意味します。 カニは脱皮を繰り返して大きくなるので、脱皮した直後は身の入りが悪く、あまり美味しくないそうです。 逆に「黒い粒々がついている=脱皮して時間が経ち、身が締まっている」という一つの基準になるので、美味しいカニに出会う確率が高くなります。そう考えると、黒い粒々が美味しさの称号のように見えてくるから不思議ですね!!「でも、どうしても気持ち悪い〜」という方は、人には無害なのでタワシなどで洗い流してから調理しましょう。 ③カニを食べると冷える 冬が旬のカニですが、実は体を冷やす作用があるそうです。台湾出身編集者のkumaさん曰く「カニは寒性で体を冷やすため、中国では紹興酒、老酒(長期熟成させた黄酒)の熱燗や生姜茶など体を温める飲み物と一緒に食べることが多いです」とのこと。せっかく美味しいカニを食べたのに、風邪を引いたら悲しいので体を温めてくれる食材と一緒に食べましょう。 ■早速美味しいカニが食べたい!!という方は、こちらをチェック!! ▶▶▶ 金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店5選【2024年第一弾】 参考 ■海幸金沢

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①「甘えび」の正式名称とは? 正解は「北国赤蝦(ホッコクアカエビ)」です。 石川県では能登半島沖合、水深200~700mの海底に生息しており、寿命は約11年あるのだそう。そして驚くことに、甘えびは生まれたときは「全てオス」なんだそうです。5歳前後になると、オスとメスの中間の状態になり、その後メスに変化します。不思議な生態ですね。 透き通った美しい紅色の身を持つ甘えびは、刺身や寿司のように生で食べるのが定番です。獲れたての甘えびはプリプリした食感が、一晩寝かせたものはねっとりとした甘みととろけるような味わいが楽しめます。 ②「金沢甘えび」って何? 日本人にはえびが好きな人が多いと聞きますが、その中でも魚介王国石川県のえび好きはトップクラス。9月〜12月に旬を迎える甘えびの金沢港での水揚げ量は全国トップレベルを誇ります。里山里海の豊かな漁場だからこそ手にできる海からの恵みを心ゆくまで味わってほしい。そんな願いを込めて、金沢の漁師たちが自信を持って出荷できる証としてブランドマークをつけて出荷しているのが「金沢甘えび」です。 「金沢甘えび」を名乗るには ①船が引き上げる最後の網でとれた鮮度が良いもの ②サイズが大きいor子持ちのもの の2つの条件を満たす必要があります。その量は決して多くはありません。「赤い宝石」ともいわれる抜群の鮮度と旨みは、「金沢」を冠するにふさわしい味わいといえるでしょう。 ■早速「甘えび」が食べたい!! という方はこちらをチェック! ⇒【10/1(水)〜10/31(金)】「金沢甘えび美食めぐり」若手人気店9軒が魅せる、新感覚の甘えび料理。 参考 ■海幸金沢

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