
蟹(カニ・かに)についてる黒い粒々の正体は? 冬の味覚の王様を美味しく食べるコツをご紹介【季節のトリビア】
2025年10月29日(水) | テーマ/エトセトラ



①そのカニは何のカニ?
世界には約5,000種類のカニが存在し、日本近海には1,000種類ほどが生息しているそうです。その中で食用として日本で流通しているのは、たったの4種類。ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニです。私たちの住む石川県で「カニ」といえば「ズワイガニ」。細く長い枝のことを「楚(スワエ)」といいますが、細く伸びた脚を持つ姿から「スワエガニ」と呼ばれるようになり、それが訛って「ズワイガニ」と呼ばれるようになったそうです。
ズワイガニは日本各地で獲れるため、産地によって名前が変わります。石川県では能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたズワイガニのうち、9cm以上の質の良いオスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」と呼んでいます。水揚げされる地域によって名前が変わるなんてどの地域でも愛されている証拠ですね。ちなみに、他の名称で有名なのは島根県や鳥取県の「松葉ガニ」お隣福井県の「越前ガニ」などがあります。
②黒い粒々ついてますか?
魚市場やスーパーの鮮魚コーナーで、まだ元気に脚を動かしているカニたちの甲羅にブラックペッパーのような黒い粒々がついていて、気になった方は多いのではないでしょうか。

「なんか見た目が気持ち悪いし、あの子はやめておこう‥」と思った方、もったいないです!! あの黒い粒々は「美味しさの証拠」なんです。
黒い粒々の正体は「カニビル」という生き物の卵。魚の体液を吸って生きている生き物で、カニに寄生しているわけではないそうです。カニビルが卵を産みつけるのは、カニの甲羅が硬くて安定しているから。「カニビルの卵がついている=カニが脱皮してからの月日が経っている」ことを意味します。
カニは脱皮を繰り返して大きくなるので、脱皮した直後は身の入りが悪く、あまり美味しくないそうです。
逆に「黒い粒々がついている=脱皮して時間が経ち、身が締まっている」という一つの基準になるので、美味しいカニに出会う確率が高くなります。そう考えると、黒い粒々が美味しさの称号のように見えてくるから不思議ですね!!「でも、どうしても気持ち悪い〜」という方は、人には無害なのでタワシなどで洗い流してから調理しましょう。
③カニを食べると冷える
冬が旬のカニですが、実は体を冷やす作用があるそうです。台湾出身編集者のkumaさん曰く「カニは寒性で体を冷やすため、中国では紹興酒、老酒(長期熟成させた黄酒)の熱燗や生姜茶など体を温める飲み物と一緒に食べることが多いです」とのこと。せっかく美味しいカニを食べたのに、風邪を引いたら悲しいので体を温めてくれる食材と一緒に食べましょう。
■早速美味しいカニが食べたい!!という方は、こちらをチェック!!

▶▶▶
金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店5選【2024年第一弾】
参考
■海幸金沢
その他の同じテーマ記事
節分には何をまく? 石川・金沢では〇〇派が多いんです!【季節のトリビア】
1、大豆派?落花生派?金沢でまくのは圧倒的に「◯◯」が多い。 みなさんのご家庭では、節分に何を(続きを読む)
【謹賀新年 2026】
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 旧年中(続きを読む)
【年末のご挨拶2025】
お世話になっております。金沢日和編集部です。 早いもので、本年も残すところわずかとなりました。 (続きを読む)
金沢でお餅が愛されているのはなぜ?風習と神事に息づくお餅文化【季節のトリビア】
①金沢ならではの紅白の鏡餅 金沢では、鏡餅はおめでたい紅白カラーです。石川で生まれ育つ(続きを読む)
【地元の人気インフルエンサー】フォロワー3.1万人!! 3歳と1歳の子どもを育てる30代夫婦が運営する人気アカウント「富山おでかけ」登場!
『金沢日和』では「石川県や北陸の情報を発信しているインフルエンサーを知りたい」という声に応え、地元イ(続きを読む)
【地元の人気インフルエンサー】おでかけなしじゃ生きられない! ワーママ&6歳息子の親子インフルエンサー「mika」さん登場!
『金沢日和』では「石川県の情報を発信しているインフルエンサーを知りたい」という声に応え、地元インフル(続きを読む)
出世魚の代名詞「ブリ」の呼び名、全部言える? 冬のごちそう「寒ブリ」の魅力を徹底解剖!【季節のトリビア】
①ブリと寒ブリって、同じなの? 海なし県外出身者にとっては、なじみのうすい「寒ブリ」(続きを読む)






















