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石川・金沢【編集長・佐々木の美味探訪-5-】『ANAホリデイ・イン金沢スカイ』の「四川料理 鳳凰」にて開催中のビアフェスへ。

編集長<br />佐々木
編集長
佐々木

図らずもホテルグルメの比重が高いこの連載。意図した訳ではありませんが、ホテルレストランが好きなのは事実です。今回は、金沢の地で本格四川を長い間提供している『鳳凰』さんにお邪魔しました。真っ赤な絨毯、回る円卓にも中華らしさを感じながら、自分たちのペースでのんびり楽しむ中華ビアフェスを楽しみました。

 

こんにちは。金沢日和 編集部・編集長の佐々木です。

中華料理って、不思議ですよね。ふとした拍子に無性に恋しくなって、一度思い浮かべたら、もう食べるまでは延々と中華料理食べたいと思い続けてしまいます。執拗に中華への情熱の炎が燃え盛るのです。ーーそんなことないですか。そうですか。でも麻婆豆腐の花椒の香りを思い出しだたり、肉汁がじゅわーっと溢れる餃子を想像したら食べたくなりませんか?(しつこい)

 

 

さて、食べるのが大好きなわたくしの歴史の結構前半の1ページに刻まれている店があります。まさに“中華”の扉を開いてくれたお店というべき存在。それが、「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」17階にある『鳳凰』です。

赤を基調にした内装、円卓にくるくる回る中華料理、落ち着いているような高揚するような、あの感じ。エレベーターで上階に登り、眼下には市内や尾山神社が広がり、ちょっと背伸びする気持ちと、心ときめくワクワクがいつも同居していました。

 

 

それがこの夏、ビール好きにはたまらない情報が飛び込んできました。「平日限定で“鳳凰ビアフェスタ”開催中」ですって?

ピリ辛四川とキンキンのビール。これはもう、行くしかないの一択です。

 

 

円卓で乾杯!四川中華と楽しむ、ちょっと大人のビアフェス
場所は『鳳凰』の奥の落ち着いた個室エリア。入り口から手前は通常利用が可能です。ビールは1杯あればいいという方は通常利用で、伝えてくださいね。ビアフェスタは、5〜24名まで対応していますが、いわゆる「わいわい騒ぐビアガーデン」とは一線を画したフェスタになっています。

 

 

まずビールですが、ビールはキンキンに冷えたコップを冷蔵庫から取り出し、サーバーから自分で注ぎます。これ、サーブしてくれる方がいると、ありがたいのですが「また来た。どんだけ飲むねんって思われるよね・・・」と勝手にひくつになっていた私にとっては非常に気楽に楽しめます。セルフビールでのびのびぐびぐび。

 

ちなみにドリンク類にはアルコール度数が明記されており、好みに合わせて飲み方を選びやすいのが嬉しいポイント。ビール、ハイボール、ワインだけじゃなく、ノンアルコール、ソフトドリンクなど種類も豊富で、お酒が苦手な人でも安心ですよ。

 

 

料理は、前菜3種盛り合わせからスタート。白身魚のサクサク揚げは唐辛子が効いていて、これもビールが進む進む。鶏肉の香辛料煮込み、かぼちゃと黒豆のテリーヌ、揚げ茄子の甘酢。どれも、しっかりした味つけです。

 

 

続いて登場したのは、「赤いかと野菜の青山椒炒め」。人参の“鳳凰”の飾り切りが可愛いですね。シェフたちの中華らしい遊び心と「ようこそ」の気持ちがダイレクトに伝わってきて、嬉しくなります。

 

ゆっくり飲める、という贅沢
日が暮れてくると、夜の“鳳凰タイム”がスタートします。こちらもビールからチューハイに切り替えて、しっとり大人モード。16Fの「オールデイダイニングKENROKU」でも「KANAZAWA SKY ビアフェスタ2025」が開催されています。好きな料理を好きなだけとりわけられる賑やかな雰囲気も楽しいですが、鳳凰は料理がサーブされる分、落ち着いた雰囲気です。

 

 

 

そして、「豚肉とニンニクの芽の黒胡椒炒め」「焼き餃子」「鶏の唐揚げ 香味甘酢ソース」……と続く料理の数々。お腹が膨れてきているのにも関わらず、強欲な私は、餃子を見て「ひとつだけ?!」とつっこんでしまいました。裏番長がひとつ、わたしがひとつ。何回数えても私の分はひとつ…。裏番長が「食べます?」と聞いてくれたのでもらおうと思ったのですが、食べてみると、ひとつで満足。ちょうどよかったです。料理長の計算が正しい。

 

 

 

そして、いよいよ麻婆豆腐。花椒が香るピリリと痺れるタイプ。こちらビールも進むけれど、白ご飯も進む進む。ちなみに私はご飯とビールでもいけるクチですが、裏番長はビールはビールで楽しむタイプ。ご飯タイムはお酒はやめてご飯をしっかり楽しみたいそうです。おひつでたっぷり、おかわりもしっかりできるので、ご飯大好き裏番長は笑顔でおひつを抱えていたことを報告します。

 

 

最後は杏仁豆腐。中華の締めは杏仁豆腐かタピオカミルクのどちらかがいいので、とても満足でした。

料理もお酒も、「たくさん食べたい人向け」というよりは、“気の合う仲間といい時間を過ごしたい人向け”。落ち着いた雰囲気のなかで、中華の円卓を囲むって、やっぱりなんだか豊かで幸せです。

 

 

ちなみに鳳凰の創業は昭和48年。私、早生まれの49年生まれなので同じ年! 親近感湧くわー。そりゃあ、ありし日のフレッシュな感じはないけれど、包容力あるよね。対応力抜群だよね、私たち!  いろんな時代を、一緒に見たよね……と窓の外を見ながら、勝手に仲間感を味わっていました。お互い、円熟の先にある「これから」に期待して、またひと皿。ついでにビールももういっぱい注いで、乾杯!

 

 

四川料理 鳳凰
住所/ANAホリデイ・イン金沢スカイ 17F 四川料理 鳳凰(石川県金沢市武蔵町15-1)
開催期間/〜9月26日(金)
開催時間/17:00〜21:00(最終入店19:00)
※ご利用は2時間制限となります

 

料金/大人7,000円、大人(食事のみ)5,000円、中高生4,000円、小学生2,000円、幼児1,000円、3歳以下無料※税サ込
■前売り券/大人1名6,000円 ※前売券販売期間7月末日まで
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※掲載されている情報は、2025年7月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。

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