宝達葛をつかった涼しそうな和菓子(地元編集者のとっておき情報)| 金沢日和/観光地・石川県金沢市を中心に北陸のおすすめを紹介

地元の編集部が厳選した観光スポット・グルメ・イベントをチェックして金沢観光にお役立てください。

地元編集者のとっておき情報

地元編集者ならではの切り口で、へぇ、そうだったのか、とか、くすっと笑えたりとか、
座談のネタになる話題をすくいあげていきます。

宝達葛をつかった涼しそうな和菓子

2016年6月30日(木) | テーマ/観光

本日6月30日、加賀藩が徳川家に「雪氷」を献上した歴史に由来する「氷室開き」が行われました。氷の冷たさがありがたい時期に入るということで、今回は夏の金沢らしい涼しげなお菓子を紹介したいと思います。

それは、地元の名品・宝達葛(ほうだつくず)をつかったお菓子です。宝達葛は、現在の石川県・宝達志水町にある「宝達山」の厳冬の伏流水を用いて450年の伝統を守りつつ手作業でつくられる逸品なのです。
宝達葛500g
写真提供:宝達志水町
もともと、宝達山に自生していた「くず根」を漢方薬としてくずを作り始めたのが宝達葛の起源となっています。宝達葛は食欲がないときも食べやすくて、簡単にエネルギー補給ができるとして、食欲不振や夏バテ、二日酔いのときに、水やお湯で溶いていただくそうです。とくに下痢によく効くとか。町内の中でも特に「宝達」の集落で多く消費されているそうです。
くず湯
写真提供:宝達志水町
そんな健康にもプラスな地元食材の「宝達葛」を利用したお菓子として、次々と新商品を出されているのが、金沢で創業390年の老舗和菓子『森八』さんです。

能登の宝ゼリー
この記事の冒頭の写真は『森八』さんの「能登の宝ゼリー」。能登地方の名品を詰め込んだ、まさに“お宝”のお菓子です。香り豊かな赤崎いちごのペーストを包んだ宝達葛の葛玉と、能登の粗塩で旨味を引き立てた能登ミルクを練り込んだ葛玉が二種類入っています。それと、能登大納言小豆の上品な味わいと、満足度の高い和風スイーツです。4個入り1,944円〜
写真提供:森八

くずきりプレミアム
森八-くずきりプレミアム
写真提供:森八
宝達葛のくずきりに、沖縄県波照間産100%の黒糖と、阿波徳島産の和三盆糖を合わせた家伝の黒蜜、さらに紀州産南高梅の青梅ピューレがついてきます。日本の各地のいいとこどりのくずきりに、金沢の金箔も添えたプレミアムな一品です。3本入り1,631円〜

季すずやか
宝達葛-季すずやか
写真提供:森八
色とりどりの葛饅頭を和風ゼリーで包んであります。葛饅頭には能登大納言、抹茶、青梅、さらに赤崎いちごも加わりました。赤崎いちごは甘みが強いことが特徴ですが、足が早いためあまり店頭に出回らない品種だとか。3個入り1,080円〜

葛姫
宝達葛-葛姫
写真提供:森八
そして、今年の6月に発売されたばかりの「葛姫」は、柚子を練り込んだ葛餅です。
葛餅というと黒ミツが合うのですが、柚子の爽やかな風味ともちもちとした葛の食感に癒されます。
高級食材「宝達葛」を使いながら1個141円というお手軽なところも注目です。8個1,242円〜

『森八』さんから「宝達葛はコシがあって透明感がすぐれている地元食材です」と教えていただきました。「くず」といえば「くずきり」くらいしか浮かばなかった私ですが、健康にもよくて美味しいお菓子もできてしまう、たいへん奥深い食材ということがわかりました。

暑いときはどうしても、冷たい飲み物や食べ物がほしくなります。飲みすぎ食べ過ぎでおなかをこわしたりしやすいので、このような伝統的な和風スイーツ、金沢の観光に来られた際にいかがでしょうか。

◆森八
本店/金沢市大手町10-15(『大樋美術館』向かい)
TEL 076-262-6251
営/9:00~18:30(1月・2月のみ9:00~18:00)
休/なし P/10台
※本店には「金沢菓子木型美術館」「森八茶寮」を併設
※ひがし三番丁店、ひがし二番丁店、近江町店、金沢駅店、めいてつエムザ店、香林坊大和店、金沢南店、松任店ほか
http://www.morihachi.co.jp
[森八オンラインショップ]
http://morihachi-shop.com/

◆宝達葛
宝達志水町企画振興課
TEL 0767-29-8250
http://www.hodatsushimizu.jp/nousanbutsu/etc/index.html#kuzu

  • LINEで送る
石井

by 石井

5人の方がこの記事を「いいね!」と言っています。

その他の同じテーマ記事




ページの最上部へ