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【イシカワズカン】「永遠」感じるスイーツ目指す|KALPA

2023年6月28日(水) | テーマ/エトセトラ

〈 イシカワズカンとは… 〉
石川県へ首都圏の若者のUIターン地方移住促進を実現する求人サイト「イシカワズカン」。”地方都市で働くことは地方都市で暮らすこと”というコンセプトのもと「人々」「暮らす」「遊ぶ」「食べる」の4つのカテゴリーで暮らしの情報を発信しています。

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輪島塗で有名な能登半島輪島市。『KALPA』は海産物や雑貨などを販売する露店が立ち並ぶ『輪島朝市』の通りにある、伝統的な漆器である輪島塗(わじまぬり)の器に触れながらコーヒーやスイーツを楽しめるカフェだ。経営するのは1868(明治元)年から150年以上続く老舗の「八重門(やえかど)漆器店」。東京からUターンした5代目の八重門亮輔さん(40)=輪島市出身=が「大好きな地元で、漆器のある暮らしに触れてほしい」と2014年にカフェを始めた。今では地元の常連客をはじめ、朝市を訪れる観光客など多くの人で賑わう。

大きな窓からやわらかな光が差し込む開放的な店内にはギャラリースペースがあり、輪島塗や珠洲焼など地元作家や若手の作品が販売されている。

『KALPA』では赤や黒があざやかな漆器に、地元素材を活かしたスイーツメニューやコーヒー、ドリンクなどが楽しめる。オーナーのおすすめは、5月から新しく提供を始めた「餡蜜(あんみつ)」だ。「輪島塗の魅力を和のお菓子と楽しんでいただきたい」と1年かけて構想を練った。「どこから食べはじめてもおいしい」にこだわり、ようやく完成した自慢の一品だ。

餡蜜には地元食材を盛り込んでいる。黒蜜やあん、アイスクリームづくりに手間がかかるため、提供は1日10食だけだ。取材当日は、地元で旬を迎えたイチゴのソルベや地元製茶店の抹茶アイス、バニラアイス、黒蜜やフルーツ、あんの組み合わせ。もちもちとした自家製白玉に、甘くも苦いキンカンがほどよいアクセントとなって口の中に広がる。

また、焼き具合にこだわったサクサク感が美味しいクレープも人気。生地はローストアーモンドに、輪島沖にある離島舳倉島(へぐらじま)産の天然塩を織り込んでいる。シュガーバターのクレープは華やかな香りと塩味、甘味のバランスが絶妙だ。地元産のリンゴやイチゴを使用したクレープも人気で、外側はパリパリ、中はもっちりとした食感が楽しめる。もちろんテイクアウトも可能だ。

店名の『KALPA』は仏教用語の「劫(こう)」に由来し、永遠に感じられるほど長い時間、という意味を持っている。

「ここでは一期一会を大切にしています。たとえ短い滞在時間でも、ゆったり満足してもらえるような場所にしたい」と八重門さんは話す。

カフェという切り口で輪島塗の魅力を届けるいこいの場所『KALPA』。朝市にでかけた際には、美しい漆器とおいしいスイーツを楽しみながら、スタッフや常連客との会話に花を咲かせてみてはいかが。


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※掲載されている情報は、2023年6月28日以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。
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