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【イシカワズカン】こだわりの雑貨屋|直江道具店

2023年5月19日(金) | テーマ/エトセトラ

〈 イシカワズカンとは… 〉
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能登半島の真ん中に位置する七尾市に、古道具を扱う一風変わった雑貨屋「直江道具店」がある。店主の直江和也さん(43)=七尾市出身=が、「アンティーク食器や古道具などの魅力を多くの人に伝えたい」と2019年にオープンした。

雑貨を見て触れることが好きで、元々県外で小売業の仕事をしていた直江さんは、地元にUターン後、2010年に七尾市一本杉通りに雑貨屋『ぶらり』をオープン。古物商を取得して金沢にも店を構えた。はじめは雑貨メインだったが古道具や家具なども扱いたいと思うようになり、倉庫として使っていた建物に現在の店を開いた。

▶︎カフェも併設

店内には、全国を回りながら自ら目利きしたアンティークや日用品の古道具が並ぶ。昔使用されていた漬物瓶や洋物のグラス、一つ一つ手で描かれた模様が美しい焼き物など、見ているだけでも楽しい。古道具のほか、地元作家の食器をはじめ、衣料品なども販売。

店ではくつろぎながら雑貨選びを楽しめるようにカフェを併設している。オリジナルブレンドコーヒー(ホット500円/アイス550円)、時期によって変わる「季節のドリンク」(600円)を揃え、自家製焼きプリンやケーキと一緒に楽しめる。日差しが差し込む窓辺で一服すると、遅れてやってきた能登の新緑が心地よく感じられた。こだわりの商品に囲まれてのんびりと過ぎていく時間がは、とても贅沢だ。

今では地元のみならず全国から来店客がある。「はじめはカフェだと思って入ってきますが、アイテムにも興味を持ってくれますね。古道具に触れるきっかけになればうれしいです」と直江さんは話す。愛好家はもちろん、古道具にあまり馴染みがない人でも気軽に楽しめる「直江道具店」。使い込まれた美しい道具を暮らしに取り入れることで、日常がさらに味わい深いものになるのではないだろうか。


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※掲載されている情報は、2023年5月25日以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。
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