
【ナンバーワンを探せ!】なぜ、石川県にだけ「都道府県章」がないのか。
2024年5月28日(火) | テーマ/エトセトラ

石川県の「日本一」を探すこちらの「ナンバーワンを探せ!」コーナー。第4弾はナンバーワンではなく、オンリーワンに注目です! なんと石川県は47都道府県で唯一、都道府県章を定めていないのです。その理由を探ってみました。
そもそも「都道府県章」を見たこと、聞いたことはありますか。身近になりすぎて、逆に「なんだっけ…?」と思う方もいるかもしれません。「都道府県章」とは簡単にいうと、その地域を代表するマーク。都道府県を象徴する紋章の総称のことです。県が発行する広報誌などに印字されていることが多いと思います。同様に「都道府県旗」という、日本の各都道府県を象徴する旗もあります。各都道府県の県庁などで、国旗ととも掲揚されていますね。県旗は県章と同じデザインを用いるケースが多いようですが、一部を変更したり、全く異なるデザインを採用するケースもあるそうです。
実は、石川県はこの都道府県章(県章)が決められていません。都道府県旗(県旗)はあります。なぜ、県章を制定していないのでしょうか。石川県知事室戦略広報課に問い合わせてみたところ、以下のような回答をいただきました。
“石川県では昭和47年10月1日に「石川県旗の標章」を制定し、昭和51年6月14日から「石川県旗の標章使用取り扱い要領」に基づいて、県旗の標章を活用してきました。約50年にわたり使用してきた県旗の標章は、県の事業をはじめ数多く目にしていただく機会がございます。県民のみなさまにも親しまれてきており、石川県のシンボルマークとして広く認知されているものと考えており、仰るように特段、県章の制定が必要とならなかったという事情もあろうかと思います。”
県内外で石川県を代表するマークとして親しまれて50年以上。私たち県民にとっても身近なシンボルとなっています。ほとんどの県では、県旗と県章に共通のデザインを用いているそうなので、特段必要性にかられなかったというのが、理由と言えるのかもしれません。「石川県のマークはこれ!」と決まっているのは、逆にわかりやすいかもしれませんね。
昭和47年に制定されたこちらの県旗は「石川」の文字と地形をデザイン化したもの。地色の青は、日本海と豊かな緑、清い水、澄んだ空気という、恵まれた自然環境を表しているそうです。
石川県の広報誌『もっといしかわ』左上にも印字されています。「これぞ石川県のシンボルマーク」という背景がわかると、より一層、自分が住んでいる場所に愛着も湧いてきますね。
いかがでしたか。今回は「石川県だけない」という、オンリーワンをご紹介しました。今後も石川県の面白いところを探っていきますね♪
【ナンバーワンを探せ!】バックナンバーもチェック!
■第1弾:金沢市民のチョコレート消費量が全国No.1の理由。
■第2弾:カレー大好き石川県民。都道府県別カレー店数が全国No.1の理由。
■第3弾:お餅大好き金沢市民。お餅の平均購入額が全国No.1の理由。
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