石川県無形文化財「能登上布」を織る。能登上布会館が開催する体験講座

「蝉の羽」とも称されるほどの軽やかさと、ひんやりとした肌触りが特徴の能登上布。石川県能登地方に約2000年前から伝わる、最高級の麻織物です。その歴史と伝統を今に伝える中能登町の「能登上布会館」が、今年も一般公開講座の開催を決定し、現在受講生を募集しています。

この講座は、能登上布の織りの工程を2日間にわたってじっくりと体験できる貴重な機会です。専門の指導のもと、管巻きや機結び、そして機織りに挑戦し、ご自身で織り上げた布(約2メートル)は記念にお持ち帰りいただけます。

伝統工芸に関心のある方はもちろん、「何か新しいことに挑戦してみたい」という方にもおすすめです。作り手の高齢化が進む中、この講座は未来の後継者へと繋がる大切な一歩でもあります。奥深い能登上布の世界に触れ、自分だけの特別な一枚を織り上げてみませんか。

■information
令和7年度 能登上布一般公開講座
会場／能登上布会館（鹿島郡中能登町能登部下134部1番地）
日時 ／各日 9:30～15:30
Aグループ: 9月6日（土）・7日（日）
Bグループ: 9月13日（土）・14日（日）
Cグループ: 9月20日（土）・21日（日）
藍染体験：9月28日(日)※希望者のみ

内容／能登上布織りの体験（機織り、管巻き、機結び）
2日間で2メートルの布を織り、お持ち帰りいただけます。
受講料／9,000円（藍染体験は別途3,000円）
定員／各グループ 2名

申込締切／2025年9月1日(日) ※定員になり次第締切
申込方法／能登上布会館へお電話にてお申し込みください。（0767-72-2233）

能登上布会館の公式HPはこちら

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