国立工芸館
【冊子「KANAZAWA BIYORI vol.4」掲載】コクリツコウゲイカン
建築も展示も見どころ。金沢で味わう、国立の工芸ミュージアム。
『国立工芸館』は、1977年に東京国立近代美術館工芸館として東京・北の丸公園に開館し、2020年10月に金沢へ移転した。日本で唯一、工芸とデザイン作品を専門に扱う国立美術館として、近現代の名品を軸に、工芸文化の発信拠点となっている。
施設があるのは、金沢の中心部・出羽町。明治期の旧陸軍施設(旧陸軍第九師団司令部庁舎、旧陸軍金沢偕行社)を移築・復元した洋風建築に、新築の展示棟がつながり、クラシックと現代が調和する外観は見どころの1つだ。日没後はライトアップされ、幻想的な夜景が楽しめる。周辺には兼六園をはじめ文化施設が集まり、観光ルートに組み込みやすいのも強みだ。
所蔵は陶磁、ガラス、漆工、金工、木竹工、染織、人形、工業・グラフィックデザインまで幅広く、総数は約4,000点を超える。所蔵作品展と特別展(企画展)を軸に、素材や技法、時代ごとの美意識を立体的に体感できるのが醍醐味だ。タッチパネル操作によって、作品の見たい部分を拡大・回転しながら細部まで追える8Kのデジタル鑑賞システムも備わり、作品の魅力をより深く味わえる。専門図書を揃えるアートライブラリもあり、見て終わりにせず「学び」へつなげられるのもうれしい。ミュージアムショップでは工芸館オリジナルグッズを販売。お土産探しにももってこいだ。
2026年3月20日(金)〜6月14日(日)には優美なガラスと宝飾の世界を紹介する「ルネ・ラリック展」、2026年7月3日(金)〜9月23日(水)には模様の魅力を楽しく体感できる「もようわくわく展」が開催予定。開館は9:30〜17:30(入館は17:00まで)。時間が許せば周辺の美術館とセットで巡るのもおすすめだ。

Information
ジャンル(業種)|美術館
予約|チケット予約あり(オンライン購入)
多言語メニュー|あり(音声ガイド・デジタル鑑賞システムは日本語・英語・中国語・韓国語対応)
多言語対応スタッフ|不明
決済|クレカ、d払い可(オンライン購入)/窓口(各種キャッシュレス決済サービス可)
フリーWi-Fi|あり
子供入店|可
バリアフリー|あり(ベビーカー・車椅子の貸出あり)
- 住所
- 金沢市出羽町3-2
- 電話番号
- 076-254-1200
- 営業時間
- 9:30〜17:30(入館17:00まで)
- 定休日
- 月曜(祝休日は開館し翌平日休館)、展示替期間、年末年始
- 予算
- 展覧会によって異なる
- 駐車場
- あり
- 公式SNS
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- 詳細はこちら
- 「国立工芸館」のサイトへ










