[ 【番外編】 ]
金沢おでんとは?3つの特徴でわかる定番具材と出汁の魅力
金沢おでんは、車麩や赤巻、ふかし、バイ貝、カニ面、源助大根など金沢ならではの具と、店ごとに大切にしている「出汁(だし)」が魅力のおでん文化です。本記事では、金沢おでんとは何か、その特徴とおすすめ店舗をまとめました。
金沢おでんって何?
「金沢おでん老舗50年会」や金沢市の観光サイトで紹介される内容を踏まえると、「金沢おでん」は以下3つの特徴で語られることが多いようです。
①地元金沢の食材を使用する
②各店が大切にする「出汁(だし)」を用いる
③1年中食べられる
「金沢おでん」の名前が一躍有名になったのは、2009年にNHKの番組で人口1人当たりのおでん屋の数が日本一と紹介されてからだそうです。平成30年(2018年)には創業50年以上の老舗が集う「金沢おでん老舗50年会」が発足し、「金沢おでん」の定義が話し合われ、今の形に落ち着いたのだとか。
食材も「出汁」もお店によって異なるからこそ、「金沢おでん」にはさまざまな味わいがあります。個々のお店の違いも含めて、「金沢おでん」という文化なのです。
①地元金沢の食材を使用する
「金沢おでん」の代表的な食材を調べてみました。

| 名称 | 説明 | ポイント |
|---|---|---|
| 赤巻き | 赤と白の渦巻き模様が鮮やかなかまぼこ | 練り物特有のもっちり食感 |
| 車麩 | ドーナツのように真ん中に穴が空いたお麩 | 出汁を食べられる影のエース |
| ふかし | 魚のすり身を蒸したはんぺんのような食材 | 油で揚げてないので出汁を吸いやすい |
| 源助大根 | 普通の大根より身が柔らかい | 加賀野菜の1つで煮込み料理に最適 |
| カニ面 | 香箱カニのミソ・内子・外子を混ぜ、甲羅にぎゅっと詰めたもの | 冬限定の高級食材で金沢おでんの主役 |
| バイ貝 | 巻貝の1つで煮物との相性が良い | 身を食べたあと、殻の中に溜まった出汁が最高 |
この他にも、金沢弁で「ひろず」と呼ばれる、具だくさんのがんもどき(椎茸・人参・銀杏入り)や、加賀野菜の金時草を練り込んだ「金時草ふかし」など、お店によって個性あふれる具があります。
季節の食材も多く、時期によっては取り扱ってないものもあるのでご注意を!

②各店が大切にする「出汁(だし)」を用いている
金沢のおでんは、具材だけでなく「出汁」の違いも見どころ。公式観光情報では、昆布・鰹節・煮干しなどの出汁に、醤油(大野醤油など)で風味を整えるスタイルが紹介されています。
一方で「金沢おでん」に決まったレシピがあるわけではなく、出汁の表情は店によってさまざま。配合や煮込み方は店ごとに異なり、澄んだタイプ・コクのあるタイプなど個性があります。まずは車麩や大根のような「出汁を吸う具」を味わい、味の違いを比べてみると面白いですよ。

③1年中食べられる
おでんといえば冬の食べ物というイメージでしたが、金沢おでんは通年食べられます。
季節ごとに具材を変えるお店もあり、春はたけのこ、夏は旬の加賀野菜(加賀太胡瓜など)を使用した冷たいおでん、秋冬は金沢春菊を入れる例もありバラエティ豊か。
さらに毎月22日は「金沢市民おでんの日」に定められているとか。「金沢おでん」で旬を味わう。そんな季節の楽しみ方も良いですね♪
「出汁」の違いを味わえる金沢おでんのお店
今回は、それぞれ方向性の違う「出汁」(軽やか系・濃いめ系・旨み厚め)を提供する3店をご紹介。ぜひ食べ比べてみてください。
- 黒百合(金沢駅ナカ)
- 澄んだ黄金色のだしで、あっさりとした味わいです。旅の最初の一杯に。
- おでん 高砂(片町・柿木畠周辺)
- 金沢では珍しい“関東風の濃い味”のだしを継ぎ足しています。生姜味噌で食べるのが高砂流です。
- おでん居酒屋 三幸 本店(片町)
- 鶏ガラ・鰹・煮干しなどをベースにした独自だしを、日々見直しながら継ぎ足す“旨み厚め”のお店です。
ここでは3つに絞りましたが、他にも魅力的なお店がたくさん。自分好みの一軒を探してみてくださいね。
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