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金沢日和 | 【特集】連載:トップランナーに聞く

さまざまな分野の第一線で活躍するプロフェッショナルにインタビューする新連載。仕事に対する哲学や日々の取り組みなど、トップパーソンの「プロ論」に迫ります。

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[ 連載:トップランナーに聞く ]

学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方

学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方

[ 進学塾 寺子屋本楽寺 ]

塾長 根保 博仁(Konbo Hirohito)
【Profile】勉強で何か面白いものを見つけ、その余熱で点数・合格を勝ち取ることを目標とする進学塾塾長。テストや受験対策・過去問漬けは行わない。算数国語のセンスを育てる幼児・低学年コースや、芸術コースを開講。書籍執筆も行い、2021年には『現代書林』から単著を刊行予定。

概念がある程度入ってからが「お勉強」です。

大手塾勤務時代や独立した2010年当初は、勉強のなかで受験とそのモチベートの部分を塾が担うものだと思っていました。学問本来の楽しさはスパイスみたいなもの、塾ではなく学校が担うものと。しかし、進学校に行って伸び切ったゴムのようになる子たちや、学校自体も受験対策ばかりやっているのをみて、学びを中心に、受験をスパイスにという、勉強本来の姿にしようと思いました。不思議なことに、受験対策に明け暮れていた時より、生徒の成績伸びや進学実績がどんどん良くなってきました。生徒の学力を器に例えると、テスト勉強や反復演習は器の中に水を入れるようなイメージです。どこかで水がいっぱいになって、これ以上この生徒は伸びないなと思うような臨界点がきます。一方、概念形成や調べるような勉強は、生徒の器自体を広げるようなイメージです。車の両輪みたいな勉強のうち、前者ばかりが勉強だと、保護者や指導者自身が思い込んでいたのですね。

Q:低学年の子供が、計算問題は得意なのですが文章題が苦手です。

保護者からは少し賢いように見えますが、プロからみると危険な兆候の典型例です。算数に限らず、基礎とは計算問題や簡単な問題ではなく、概念です。足し算・引き算ってどういうこと? がわかっていれば、計算問題も文章題も関係ないのに、数字の足し引きを暗記しているから起こるケースです。ゆっくり焦らず、まず概念を使った言葉で子どもに聞いてみましょう。「多い・大きい・長い・重いのはどっち?」「同じ数にするにはどうすればいい?」「鏡に写った・水面に写った・ひっくり返した形はどんな形になる?」「合わせて10にするにはどうしたらいい?」などなど。そういう質問をしていると、文章題を理解していないのではなく、数字だけしか拾っていない等といった問題点に気付くと思います。低学年で気づけてよかったのです。この状態で中学生になり数学が苦手・国語が苦手と言っている子が大半で、そこで大量に問題をさせるので受験=忍耐ゲームになるのです。

学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方

塾内文庫は貸出も可。出版社や学者も唸るような良書で、しかも面白い本を厳選してある。最近の人気書籍トップ3は以下の通り。1.『その時歴史が動いた』(マンガ版) 2.『さわって学べる算数図鑑』 3.『科学はこうたとえると面白い』など科学系の本

学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方
─ 表現力を養う「こども美術教室」 ─
東京藝大院卒・女性講師が行う、芸術コースも併設。幼児~中学生対象の「こども美術教室」や「クレイクラフト教室」のレッスンを行っている。カリキュラム消化やコンクール対策に追われることなく、表現したいものをのびのびと描ける生徒を育てる。体験レッスンは1,500円(税・材料費込)。申込みは「アトリエ本楽寺」で検索を。学習塾と美術教室の併設型は、県内ではここだけ。
DATA

かほく市宇野気リ207-2
TEL/076-283-2861 受付/10:00~22:00 
休/なし P/8台
塾長ブログは下記より
https://honrakuji.seesaa.net/

INFORMATION

●金大附属、泉丘、二水高校を志望している生徒限定の進学塾。●少人数制の集団授業を行い、小学生は算国、中学生は5科を指導。入塾テストあり。●小学低学年コースを開講。週2回の授業と、それ以外の日は自由に通塾可能。座席に限りがあるので、問合せを。●対象/年少~中学3年

※掲載されている情報は、2020年12月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。

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