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【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】「NAKED夜さんぽ™ 石川・那谷寺」で、日本の文化と芸術の融合を体感する特別な夜を。

2024年10月29日(火) | テーマ/エトセトラ

こんにちは、金沢日和編集部・台湾出身のkumaです。
連載「kumaの金沢散歩」を担当し、日々、様々な発見をして楽しく過ごしています。わたしにとっての新発見もあるけれど、地元の方にとっては金沢の再発見につながることもあるそうです!これからも、魅力あふれるこの土地を一緒に巡り続けられると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


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秋の夜長に、特別なおさんぽはいかがですか?紅葉の名所としても知られる那谷寺(なたでら)で、紅葉と光、アートが織りなす特別な夜を体験できるイベント『NAKED 夜さんぽ™ 石川・那谷寺』が11月24日(日)まで開催中(※金・土・日・祝日のみ)!那谷寺とクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」のアートが融合した秋のナイトウォークイベントに出かけましょう!

日が暮れる参道は、杉椿の樹林と石灯籠のやさしい灯火に包まれ、幽玄な雰囲気が漂います。

那谷寺は、日本遺産「石の文化」の構成文化財の1つに登録されています。那谷寺が重んじる自然への敬意を大切にする「自然智」や自然美を守りながら、「NAKED, INC.」が華やかなライトアップを手掛けました。日本の文化と芸術を融合した、夜にしか見ることのできない秋の那谷寺がお目見え。

那谷寺の名所の一つ、「奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)」は、独特な石の風景が広がります。光に照らされながら神秘的な雰囲気を醸し出し、夜になると更なる絶景が見られます。

自然の岩面が3つに別れた「三尊石(さんぞんせき)」。江戸時代には滝が落ちていたこともあり、今回のイベントではプロジェクションマッピングにより、三尊石から流れ落ちる『清尊滝』が光の中に再び甦る歴史的景観を眺めることもできます。

「金堂華王殿(こんどうけおうでん)」は、鮮やかな朱色が目立つ建物で、鎌倉時代の和様建築様式で作られた総桧造りの構造です。南北朝時代の戦火で失われた後、平成2年(1990年)に650年ぶりに再建されました。ライトアップされる姿からも神々しさを感じますね。

能登地方の復旧・復興を願い、アーティスト村松亮太郎によるアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』が北陸初上陸!平和の象徴であるタンポポの参加型アートオブジェ『DANDELION』に息を吹きかけると、願いが込められた綿毛が世界に広がります。今回は、石川県地元の子どもたちが平和を願って描いた花も登場。能登の方面に設置された蝶々のオブジェに息を吹きかけて、復興への願いを届けましょう。
■『DANDELION PROJECT』の詳細はこちら

紅葉を愛でながらライトアップされた境内を散策するのも十分楽しいですが、入り口の受付でレンタルできる「NAKEDディスタンス提灯®︎」(数量限定・税込500円)を片手に巡ることでさらに楽しさが増します!地面に映し出される様々な光りが会場を鮮やかに彩り、自分自身も光のアートの一部になれる特別な体験です。

九谷焼の彩法の「五彩」紺青・赤・紫・緑・黄をイメージした提灯は、光の色のバリエーションに加え、映し出す模様も銀杏・紅葉から選べます。秋の夜長に、ぜひ特別で幻想的な夜さんぽに出かけてみてくださいね!

■NAKED夜さんぽ™ 石川・那谷寺
期間/2024年10月25日(金)~11月24日(日)※金・土・日・祝日のみ
時間/17:00〜21:00 (最終受付20:30)
場所/那谷寺(⽯川県⼩松市那⾕町ユ122)
チケット/チケット購入についての詳細は「kkday」のサイトにてご確認ください。
チケット料金
■能登地域(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、かほく市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町)にお住まいの方は入場無料
■その他地域にお住まいの方
・中学生以上2,000円
・小学生1,000円
※未就学児および障がい者手帳をお持ちの方は入場無料
駐車場/200台(無料、17:00〜21:00)
問い合わせ先/株式会社ノエチカ
Mail/event_natadera@noetica.co.jp
※那谷寺への本イベントに関するお問い合わせはご遠慮ください

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ライター情報

台湾出身の編集者kuma

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台湾出身の編集者kuma

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台湾出身、中国大陸育ち。中国語(繁体字・簡体字)はもちろん、日本語能力試験は1級(満点)、英語はビジネスレベルというトリリンガル才女。趣味はカメラで、かき氷と聖地巡礼が好き。

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こんにちは、金沢日和編集部・台湾出身のkumaです。 連載「kumaの金沢散歩」を担当し、日々、様々な発見をして楽しく過ごしています。わたしにとっての新発見もあるけれど、地元の方にとっては金沢の再発見につながることもあるそうです!これからも、魅力あふれるこの土地を一緒に巡り続けられると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 伝統工芸のまちとしても知られている金沢。能楽や茶道などの文化が受け継がれた金沢では、伝統工芸品はより身近に人々の暮らしの中に溶け込みました。作品を鑑賞、購入できるのはもちろん、伝統文化を次世代へと繋ぐべく、気軽に伝統工芸に触れる手作り体験ができる施設も増えているそうです。この度は、「九谷焼」を作れる陶芸工房『to-an(とうあん)』が仕掛ける「新しい陶芸体験」を見学させていただきました。 閑静な住宅街の一角に佇む『to-an』は、長らく地元に愛される陶芸工房です。この度は、21年ぶりに全面リニューアルし、400年以上続く「九谷焼」をモダンアレンジした、五感が刺激される新感覚陶芸スタジオへと生まれ変わりました。「つくる楽しさ、つかう喜び」のコンセプトにこだわった新しい陶芸体験は、参加者同士のコミュニケーションを通じて「新しい発見」が芽生えるようにと願い、空間演出にも力を入れています。 扉を開けると、香り豊かなドライフラワーが天井いっぱいに広げ、心弾む軽快な音楽も流れており、開放感ある空間で会話を楽しみながらリラックスして体験を楽しめます。かわいいエプロンも用意されているので、服が汚れるなどの心配もいらず、観光中に気軽に訪れられるのも魅力的ですね。また、つくる楽しさを思い出として残せるよう、自分のカメラで撮影できる仕組みもあるので、詳細はスタッフに尋ねてみましょう。 この日は先行体験会ということもあり、特別に体験のプロデュースおよび監修を務める、陶芸作家・吉岡 正義(よしおか まさよし)氏と一緒に陶芸の奥深い世界を楽しみました。体験は「九谷焼」を学ぶ時間からスタートし、普段あまり見ることのない原材料となる土に触れて、電動ろくろを使って成型します。「九谷焼」を初めて知る人や、陶芸初心者でも気軽に楽しめる内容となっています。 成型後は、普段は体験できない施釉作業へ進み、数週間かけて乾かし素焼きされた器に、とろっとした液状の釉薬(ガラス質の膜)をかけていきます。最後にお店の奥に構えてある大きな窯に詰めて、焼成についても学べます。成型後の乾かしに数週間が必要なので、自分の作品での体験は難しいのですが、焼成までの過程に触れられるのも嬉しいですね。ツアー終了後には、金沢の情景をイメージした現代風の「九谷五彩」カラー5色やゴールドとホワイトの全7色から、自分の作品で使用する釉薬を決めます。どの色もかわいくて悩ましいですね。 焼成までに時間を要するため、当日は作品を受け取れず、約2ヶ月後に配送で届く形になります。それまでの期間の思い出に、最後に店内の「チェキ」でパシャリと、自分の作品と「つくる楽しさ」を一枚の写真に込めて撮って持ち帰りましょう。なお、「つかう喜び」へと繋がる、北陸のお土産も作品と一緒に届きます。金沢で最も長い歴史を持つ純米蔵『福光屋』とコラボした日本酒をはじめとした地元名産品や、ほうじ茶と和紅茶をブレンドした『to-an』のオリジナルアイテムなど、何が届くかは、開封してからのお楽しみ。 伝統工芸に新たな風を吹き込む新感覚の陶芸スタジオ『to-an』で、石川県の伝統工芸「九谷焼」の世界に触れて、「つくる楽しさ、つかう喜び」を体感しましょう。リニューアル後のグランドオープンは2024年4月20日(土)の予定ですが、予約受付は開始しているので、気になる方は公式サイトをチェックしてくださいね。 ■to-an(とうあん) 住所/石川県金沢市入江2-401 TEL/076-291-2533 営業期間/10:30〜18:00 (要予約) 休日/不定休 料金/1名6,600円(税込) ※1日18組限定、各回6名定員75分制。 ※価格には、電動ろくろ体験料、焼成料、配送料、お土産1つが含まれています。 予約はこちらから 公式サイトはこちら 公式Instagramはこちら ■担当している海外SNSはコチラ☆ 小紅書(RED)|簡体字中国語(中国) Facebook中国語|繁体字(台湾/香港) Facebook英語

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